湿度が高いと多発! 実は女性にも多い!【水虫の原因と対策】
水虫は男性に多いイメージがありますが、近年は女性で水虫になる人も増えています。なぜ女性に増えているのか、水虫の原因や治し方、予防法などを解説します。
女性にも増えている水虫とは
日本皮膚科学会によると、水虫が増える5月には5人に1人に水虫があるそうです。最近は女性で水虫になる人が増加中。その理由には現代社会ならではの事情があるようです。
水虫の原因はカビ
水虫は「白癬菌(はくせんきん)」というカビの一種によって起こる、主に皮膚の感染症です。白癬菌の栄養源はケラチンというタンパク質で、ケラチンはヒトの皮膚表面の角質や、髪の毛、爪などに含まれています。
白癬菌は手など足以外の部位にも感染しますが、足は靴をはくことで白癬菌が好む高温多湿の環境になりやすいため、特に足の感染が多く見られます。
バスマットなどを介してうつる
水虫の感染経路については、水虫がある人の皮膚からはがれ落ちた角質が、バスマットやスリッパ、床、畳などに付着し、それをほかの人が踏むことで感染します。
もっとも、白癬菌が皮膚についてもすぐに感染するわけではありません。白癬菌が皮膚から侵入して感染するまでには最低24時間かかるといわれています。菌が皮膚についたまま高温多湿の環境で長時間過ごすことで、水虫になる可能性が高まります。
女性の水虫が増えた理由は社会進出!?
白癬菌が高温多湿の環境を好むことから、かつて水虫は一日中靴をはくサラリーマンが梅雨から夏にかけてなりやすい感染症でした。
近年は女性の社会進出に伴って仕事で一日中靴をはく女性が増えたことや、ブーツを好む女性が増えたことなどにより、女性の水虫も増加しています。
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