【一泊二日の大人旅】次の韓国、どこいく? 釜山の「推しスポット」は、パワフルでディープな人と食と、情に触れるローカル市場!
韓国でソウルに次ぐ都市である釜山は、大人にこそすすめたいディープで情緒的な街。潮風に混じって漂ってくる魚の匂い、賑やかに交わされる市場のかけ声、人懐っこく笑いかけてくるアジュンマ(おばちゃん)たちの笑顔……。港町として栄えてきた釜山の魅力を体感するなら、まずは「市場」へ。暮らす人たちのパワーと人情に触れれば、韓国の魅力がつまった、生活の様子まで垣間見えてくるはずです。
釜山の日常の味が堪能できるお店がずらり! 安くておいしい、庶民の活気あふれる「チャガルチ市場」
韓国最大級の水産市場「チャガルチ市場」は、釜山を代表する名所のひとつ。釜山港のすぐそばに位置し、魚介の宝庫・南海(ナメ)から届く海の幸が毎朝売られています。
場外の市場通りは約600mにわたって、カラフルなパラソルの下に露店がぎっしりと並びます。仕入れに来ている人もいれば、今日の晩ごはん用の魚を買いに来ている一般客も。ざるに盛られた太刀魚や鯖、山盛りにされたタコやかごいっぱいのカニ。店の人たちはせわしなく包丁をふるいながら、ひっきりなしに大声て呼び込みをしていきます。焼き魚や海鮮料理を出す店もあり。
2006年にできた大きな市場棟のなかも個人店がずらり。新鮮な魚介を売っているだけでなく、その場で選んだものを調理して食べられる店がほとんどです。ヒラメの刺身、焼いたホッケ、アワビのお粥と、どれも港町ならではの新鮮さで家族連れや団体客に人気で、どの席も盛り上がっていました。
市場棟の地下にある「タミャン食堂」は、ここで働く人たちが通い、市場内へひっきりなしに出前に出向いている店。カウンターに座れば何も言わずとも、目の前に次々におかずが運ばれてきます。
太刀魚の揚げ焼きに鯖の味噌煮、テンジャンチゲやワカメスープ、カリッと焼いた目玉焼きに、箸休めの古漬けのキムチやおかひじきのあえもの……。料理しているアジュンマたちは一見冷たく感じますが、食べていると「足りる?」「おかわりいる?」と声をかけて、さりげなくあれこれ世話を焼いてくれます。おかずは日替わりで1000円以内という安さ。釜山の日常の味が堪能できる店です。
チャガルチ市場
釜山広域市 中区南浦洞4街37-1
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