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大人のおしゃれ手帖 8月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2025年8月号

2025年7月7日(月)発売
特別価格:1590円(税込)
表紙の人:原田知世

2025年8月号

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桐島かれんさんの暮らしの知恵 
お香で気持ちを整える

桐島かれんさんの暮らしの知恵 お香で気持ちを整える

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連日の雨と蒸し暑さで、気分も沈みがちなこの季節。
心と空間をすっきりリフレッシュするために、かれんさんが取り入れているのが「お香」です。
清涼な香りの力を借りて気分を整え、うっとうしい季節も軽やかに乗り切りましょう。

お香を焚く行為も気持ちの切り替えに

ワンピース¥38,500 /ハウス オブ ロータス(ハウス オブ ロータス 二子玉川店)

雨の日が続くと、どうしても気持ちがふさいでしまうもの。空間をリセットし、気持ちをしゃきっとさせたいとき、私はよくお香を焚きます。

お香は古くから場を清めるために使われてきただけに、空間を整える効果も高い気がしますし、香りの成分には抗菌・殺菌効果のあるものも。
火を付けて、煙が立ち上るまでの一連の流れも心を落ち着けてくれます。

ブラウス¥35,200、パンツ¥39,600/ともにハウス オブ ロータス(ハウス オブ ロータス 二子玉川店)

わが家ではお客さまを迎えるときにもお香を焚くので、家族や夫のアシスタントたちに向けて、「これから来客がありますよ」という合図にもなっているんです。

香りというとアロマが一般的ですが、長く香り続けるアロマよりは、私は穏やかで静かな余韻のあるお香の方が好み。
白檀(びゃくだん)や沈香(ちんこう)、伽羅(きゃら)、といった天然の香木を使った落ちついた香りのものを中心に、気分にあわせて使い分けています。

香炉やお香立てなどお香にまつわる道具を集めるのも楽しいもの。
今回、撮影したのはコレクションの一部で、京都の骨董品店で見つけたものもあれば、中国やタイ、ミャンマーで出合ったものも。

猫や鳥をモチーフにした香炉は、背中や口から煙が出てくるさまが愛らしく、眺めているだけで癒やされます。

香炉はお香を立てるための灰が必要なので、私はきめの細かい「きりしま灰」をネットで買い、きれいに敷き詰めて使っています。

花や花器、背景とのバランスを考えながら、棚やサイドテーブルへディスプレイするのもよい気分転換に。
サイズもデザインもさまざまな香炉の中から、お気に入りを探す作業も楽しいものですよ。

お香を焚くための道具はひとまとめに

お香を焚くための道具はひとまとめにお気に入りのお香やマッチをまとめておくと、香りが欲しいときにさっと焚くことができて便利。
お香を入れているのはミャンマーで見つけた托鉢用の器。「京都・尾張屋の『つきのわ』や松栄堂の『雅芳』を愛用しています」

かれんさん着用:ハウス オブ ロータス 二子玉川店 03-6431-0917


撮影/平岡尚子 スタイリング/吉川恵理奈 文/工藤花衣

大人のおしゃれ手帖2025年7月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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  • ワンピース¥38,500 /ハウス オブ ロータス(ハウス オブ ロータス 二子玉川店)
  • ブラウス¥35,200、パンツ¥39,600/ともにハウス オブ ロータス(ハウス オブ ロータス 二子玉川店)
  • お香を焚くための道具はひとまとめに

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