【高島礼子さんインタビュー】
「“この年齢になってからの友情”が、想像以上に心地いい」
年齢を重ねたからこそ生まれる、人とのつながりの心地よさ。舞台『かたき同志』の開幕を控えた高島礼子さんが、作品への共感や日々の体力づくり、そして“大人の友情”について語ってくれました。
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【高島礼子さんインタビュー】
「“この年齢になってからの友情”が、想像以上に心地いい」
遠慮も駆け引きもないからこそ楽しい、大人の交友関係
大人になるほど、新しい人間関係を築くのは難しくなる——。そんなふうに感じている人は多いかもしれません。けれど高島礼子さんは、意外にも「今のほうが人付き合いはしやすい」と笑います。
「若い頃って、自分のことで精いっぱいで。人のことより、将来への不安のほうが大きかったりするんですよね。傷をなめ合うような関係はあっても、じゃあお互いを高め合えるかというと、意外とそうでないこともあったり。恋愛もあるし、気持ちも揺れやすい。でも今は、ある程度“できあがった”大人同士が、お互いに言いたいことを言って、気づけばまた次の約束をしちゃってる。『この年齢でも友達ってできるんだ!』と、すごく嬉しい感覚です」
最近では、ゴルフ仲間、グルメ仲間、スイーツ仲間……と趣味ごとに新しい交友関係が広がっているそう。
「それぞれの集まりがすごく楽しくて。思い思いに自分の話をして、みんなそれを否定せず、アドバイスせず、ただ『へえ〜』って聞いてくれる。だからすごくラクなんですよね。同世代から20代の子まで年齢も幅広くて、若い子の話は“母親目線”で聞いていることもあります。今こうして友達が増えて、ようやく人生を謳歌してるな、と実感しています」
価値観が違っても、いちいちぶつからずに「そうなんだね」と受け入れられるようになったのも、大人になったからこそ。
「立場が違えば考え方も違って当然。押しつけようなんて気持ちはさらさらないですね。同じ年齢でも、子育て真っ最中の人もいれば、もうお孫さんがいる人もいる。それぞれ違うからこそ、『話を聞いてもらえるだけでありがたい』と思えて、いい関係を築けている気がします」
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