夏の麺【料理家・冷水希三子さん×タレント・加藤紀子さん】
料理教室開講!
麺類の出番が多くなる夏にぴったりの、ハーブをふんだんに使った爽やかなレシピを冷水希三子さんに教えていただきました。
ゲストに、麺料理が好きという加藤紀子さんを迎え、おいしい夏の料理談義となりました。
料理家
冷水希三子さん
旬の食材を生かした料理が評判で、料理教室は常に満席。レシピ制作、コーディネートを中心に書籍、雑誌、広告など幅広く活躍。『ハーブのサラダ』(アノニマ・スタジオ)他、著書も多数。
タレント
加藤紀子さん
1973年生まれ、1992年デビュー。芸能活動の傍ら、都内での野菜作りは14年目に突入。2025年東美薬膳®スペシャリストの資格を取得。TBS『ふるさとの未来』にレギュラー出演中。オフィシャルブログ『加藤によだれ』
ハーブは調味料と考えて。たっぷり使って味に奥行きを
――とある夏の昼下がり、冷水家に招かれた加藤紀子さん。
もともと冷水さんの料理の大ファンだったそうで、6年前に知り合いを介して食事をしたのをきっかけに懇意となり、いまでは一緒に旅行もするほどの仲に。
加藤さんは14年前から、1年を通して畑で野菜を栽培。今年から大豆栽培と稲作も始めたそうで、自分で収穫した旬の野菜が毎日の食のベース。
味噌も手作りし、豆腐マイスターの資格も持っているほどの食通です。
加藤さん(以下、加) コロナ禍は、冷水先生の料理に本当に癒やされました。一度うちの畑で採れた白菜を持っていったら、ピェンロー(粗塩とごま油の白菜鍋)を作ってくれて、それが絶品で!なにが違うの? 一体なにを入れたの?って質問攻めにしちゃいました。
冷水さん(以下、冷) あー、あのとき、レモングラスを入れたんだっけ?
加 そう、レモングラスだ!自分では絶対に思いつかない食材の組み合わせとか、味付けの発想とか、冷水さんのレシピは、センスが違う!こう来たか~!と毎回驚かされています。
――加藤さんの夏の食卓も、旬の野菜を使った麺料理が多くなるそうで、パパッと作れる麺料理を冷水さんにリクエスト。
冷 肉みそとかあさりとか、旨みの出る食材を使えば、だしはいらないよ。あとは、ハーブをたっぷり使うこと。ハーブは添えものっていうイメージがあるかもしれないけれど、具材や調味料として味わうの。ハーブが加わると味に奥行きが出るから、だしなしで、十分においしい!
加 それにハーブを入れると一気に爽やかになって夏にぴったり。ハーブと食材の組み合わせのコツはある?
冷 難しく考えないでぜんぜん大丈夫。以前、ハーブ料理の本を1年がかりで作ってわかったんだけど、ハーブってどんな食材にも合うんだから(笑)。
――この日、加藤さんのために食卓に並んだのは、肉みそをのせた黒酢冷麺とあさりを使ったココナッツミルク麺。どちらもハーブがたっぷり。
冷 黒酢冷麺は器の底に黒酢を引いてあるから、混ぜながら食べてね。
加 黒酢の酸味がほどよくて食べやすい!
冷 肉みその味付けはナンプラーと柑橘だけ。黒酢で味がまとまるの。
加 そういった工夫とアイデアがすごいと思う。レシピを見るとシンプルで本当にこの材料だけでこの味になるの?って、信じられないくらい。
冷 スープ麺のほうは、バジルがたくさん入っているから、一緒に食べてね。
加 あさりのだしがココナッツミルクに合う!タイカレーっぽいけど軽やかで、するする食べられちゃう。夏冷えのときには温かい麺もいいね。
おいしい麺を囲み、とびきり贅沢で爽やかな夏の時間が過ぎていきます。
冷たい麺は氷をたっぷり使って冷やすのがポイント。
具沢山にしてサラダ感覚で食べて
加藤さんが食した麺料理2 品の作り方は次のページに!
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