大串ノリコの開運アクション　9月4週目にやるべきこと

占い師の大串ノリコです。今月から運を引き寄せるための習慣や心構えを紹介する連載をスタート。１週間に１アクション。それらをコツコツ実践していくことで、運を引き寄せる暮らしに導くメソッドをご紹介します。

初回の9月でお伝えしたいのは、開運アップのための下準備。みなさんはメイクをする前に、必ず顔を洗いますよね。ベースが整っていないときれいにメイクがのらないように、開運も基礎ができていなければ、どんなにラッキーカラーや方位を取り入れても効果は得られません。今すぐ運気を上げたい人は、まずこの基本アクションから始めてみてください。

今週の開運アップアクション
鏡＆窓をピカピカに

鏡の曇りや汚れは運気ダウンに。
気づいたら磨く習慣を

今月の第1週と第2週では、玄関とトイレの重要性をお伝えしました。その2カ所の掃除を習慣化できたら、次にトライしてほしいのが、鏡と窓ガラスをピカピカにすることです。
風水において、鏡は大きなエネルギーを持つ、重要なアイテム。気を増大させたり、反射させて跳ね返したり、吸収したり…と多くの役割を担っています。その効果は場所や方位によっても変わるため、置き方次第で運気が上がることもあれば、反対に下がってしまうことも…。
ただし、せっかく適切な場所や方位で置いたとしても、その鏡が曇っていたり、汚れていたりしては、開運は望めません。本来なら、反射の力でいいエネルギーを部屋に拡散してくれるはずが、鏡が曇っているとそこで動きが止まってしまうんです。それどころか、悪い気を増大させ、運気を下げてしまうリスクも。いつのまにか鏡が指紋だらけ…といったことのないように、家じゅうの鏡をチェック。映し出されるものがクリアに見えるように曇りや汚れを拭き取り、ピカピカに磨いておきましょう。

美容運を左右するのが洗面所の鏡。
自己肯定感もアップ

大人の女性に意識してほしいのが、洗面所の鏡。家の中でも、とりわけ美容運に深く関わるとされているのが、洗面所の鏡なんです。ここが汚れていると美容運がダウンし、せっかく美容ケアをしても、十分な効果を得られないことに。日々のメイクは、きちんと水はねや汚れを拭き取った鏡で行うようにしてくださいね。
余力がある人は、メイクに使う手鏡やコンパクト、ファンデーションやアイシャドウケースについた鏡も拭いておくとよいでしょう。ピカピカに磨いた鏡なら、いいエネルギーが集まってきて美容ケアの効果が高まり、美しさもアップしていくはず。スキンケアやメイクも単なるルーティンではなく、楽しく心地よい時間に感じられるでしょう。
また、洗面所はこまごまとしたアイテムが多いだけに、つい乱雑になりやすい場所。こまめに整理整頓し、清潔を保つことも意識してくださいね。

水栓金具やシンクなど
反射するものは鏡と同じ扱いと考えて

運気はきれいに光るもの、美しく輝くものに引き寄せられる傾向があります。ゆとりのある日には、鏡に加えて家の中の“ピカピカ光るもの” も磨いておきましょう。特に水回りは金運を大きく左右する場所なので、収入を上げたい人は重点的に掃除をしてみてください。
“光るもの”とは、たとえばキッチンやバスルームの水栓金具、ステンレス製のシンク、金属製のドアノブ…といったもの。冷蔵庫や食器棚などの鏡面加工が施された家電や家具も、鏡と同じものと見なしてOK。これらをきれいに反射するように磨いておくことで、さらなる運気アップが期待できます。
さらに、鏡に映った部屋の様子が汚れたり、散らかったりしているのも、運気には悪影響。鏡の周辺はできるだけ片づけて、すっきりした状態をキープしてくださいね。

窓はエネルギーの出入り口。
多忙な人はリビングだけでも◎

「窓を掃除するのは、年1回の大掃除のときくらい」という人は多いのではないでしょうか？　でも風水では、窓ガラスはエネルギーの通り道とされています。ここが汚れていると、外から入ってくるよいエネルギーを遮断してしまうことに。たくさんのよい気を呼び込めるように、鏡と同様、こまめに拭き掃除しておきましょう。
窓が多すぎて、すべてを拭く時間がない！　という人は、家族が集まり、もっとも長い時間を過ごすリビングやダイニングの窓から着手を。次に、子どもが受験を控えている家なら子ども部屋、仕事で転機を迎えているならワークスペース…など、運気を上げたい人の部屋の窓をきれいにしましょう。
ちなみに、網戸やサッシもきれいにした方がいいの…？　とよく質問されますが、そこまではしなくてもOK。なお、鏡も窓も両方やるのはムリ！　という人は、鏡を優先して。家中をきれいにするに越したことはありませんが、あくまで楽しみながら、“できる範囲で”続けていってくださいね。

イラスト／くぼあやこ　画像素材／PIXTA
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