【更年期世代を元気に! 50代の「応援めし」】
美肌効果アップのさっぱりレシピ vol.11
「旬のアジと香味野菜タレ」「ゴロゴロかぼちゃのみそ汁」
月刊誌『大人のおしゃれ手帖』の読者組織「ミモザ会」の公式ブロガーによる『ミモザ会ブログ』。
今回は、食のトレーナー、原田マチ子さんによる、更年期の女性の健康を考えた「応援めし」をお届けします。
こんにちは。
食のトレーナー、原田マチ子です。
50代、更年期世代のカラダを整え、元気にする「応援めし」。
強い日差しが続く日々、気になるのは肌に大敵の紫外線。出かける時は長袖を着る、日焼け止めや帽子、大きいマスクなどでしっかりガードをしても、日焼けや肌のトラブルなどは避けられません。そこで今回は、肌の回復を促すレシピをご紹介します。
猛暑続きでホルモンバランスが乱れると肌にも影響が!
更年期はなんとなく疲れている、外に出たくない、運動なんて無理……と、ネガティブな症状が出ることがあります。猛暑のため冷房下で過ごすことが多く、活動量が少なくなって食欲も出ない。日焼けによりシミやそばかすが増え、栄養不足によるくすみ、筋力低下によるたるみなど、お肌はボロボロに。また、暑く、湿気を多く含んでいる気候では、脾胃(ひい/消化吸収)の不調があらわれやすくなり、ホルモンの乱れが進み、更年期症状を悪化させることも。その不調は肌の老化にも影響を及ぼします。そうなると、私たちの気持ちを上げるのも大変です。
では、そんな悪循環を断ち切るためには、日々の生活で何を意識していくことが大切なのでしょうか。
自然治癒力や免疫力を上げて
夏に負けない肌に
私たちの体は、病気や怪我をすると、傷ついた細胞が修復され改善できるようにできています。食べたものから栄養を吸収し、いらないものを排出することで体の代謝を上げていきます。その一連の流れがうまくできていると、古い細胞は新しい細胞にスムーズに生まれ変わります。
そして、免疫力の要である腸内環境を整えること。腸内には免疫機能を担っている細胞が70%存在しているといわれています。善玉菌と悪玉菌のバランスが良いと、免疫力が上がり、内臓が元気になることで、艶やかで若々しい肌になります。肌の健康は内臓年齢で決まるといわれています。そして、必要な栄養が十分に摂れているかも大切です。個人差はありますが、肌の新陳代謝は28日くらいで、腸はなんと3〜7日で生まれ変わります。外から化粧品や美容液を使うことよりも、腸を整える食生活と必要量の食事をとることを始めるほうが、美肌効果はすぐに現れます。
"朝一杯のみそ汁″が美肌への近道。熱中症対策にも!
美肌には美腸が欠かせません。最も効果的なのは、朝一番に旬の食材を使ったみそ汁を飲むことです。発酵食品のみそには、善玉菌をサポートする菌が豊富で、腸内環境を整えてくれる役割があります。腸内細菌のバランスが良くなると、免疫力がアップし、さらに、みその発酵の過程で生成される酵素は、消化をスムーズにしてくれる働きがあります。旬の食材を合わせることでビタミン、ミネラル、食物繊維を摂ることができ、飲む美容液となるのです。さらに夏バテ対策や熱中症対策にも効果的です。肌の再生を促す食事で元気に夏を乗り越えましょう!
*次のページでは、肌の再生を促す簡単レシピをご紹介します。
この記事を書いた人
食のトレーナー原田マチ子
私自身も50代、体の変化を実感中。更年期世代のダイエットから、強くなりたいジュニアアスリートまで食の力で全力サポート。元気になる「応援めし」を発信しています。
Instagram:@ouen_meshi
Website:https://longtrip-support.com
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