【大人の秋旅】4万人が新潟県・田上町に集結⁉ 注目のイベント 「たがみバンブーブー2025」の体験レポート!
ようやく日中の暑さも和らぎ、ドライブや街歩きが楽しい季節になりました。旅の行き先に、秋の新潟はいかがでしょうか。
編集部が注目したのは、「たがみバンブーブー2025」 という1か月にわたり開催されるイベント。竹あかりアートをめがけて、なんと4万人がやってくる魅力をいち早くレポートします!
地元の文化を再発見して、次世代へ。
大人世代の熱い想いが詰まった渾身のイベント!
「たがみバンブーブー」の舞台となるのは、新潟県南蒲原郡田上町(みなみかんばらぐん たがみまち)。
面積は東京の板橋区よりもやや小さい31.7平方キロメートル、人口約1万人という町です。
「バイパスを車で走ると、6分で通り過ぎてしまうくらい小さいんです」と教えてくれたのは、「たがみバンブーブー」実行委員のひとり・馬場大輔さん。
「高齢化や人口減少によって地元の文化が次世代へとつながらないことって多いですよね。田上町もそうなんです」。地元に高校がないため、子どもたちは早くから町外へ進学。そのまま地元を離れてしまうケースが多い、といいます。
「生まれ育った土地の文化をよく知らないまま、関心がないまま成長する。じゃあ、地元の文化を伝えられるイベントをやろう、自分の町を誇りに思えるように町民でやっていこう、と生まれたのが、たがみバンブーブーなんです」(馬場さん)
改めて田上町の魅力はなんだろうと、考えた時に再発見したのが「竹」だったそう。町の半分が里山と竹林で、昔からの特産品はたけのこ。町民にとってはありふれた存在だった竹ですが、これがのちに大きな話題を呼ぶことになりました。
そう、「たがみバンブーブー」は次世代に田上町の文化をつなぐ、という深い思いのあるイベント。『大人のおしゃれ手帖』世代の私たちにとってもそれぞれにふるさとはあり、文化を伝えることの大切さ、尊さを感じている人も多いのではないでしょうか。イベントの回を重ねるごとに「手伝いたい!」と、町内外からイベントボランティア希望者がどんどん増えている、というのも納得です。
ー新潟市と長岡市のほぼ中央に位置する田上町。お米の収穫を間近に、黄金色に色づく美しい田畑が広がります。
ー2025年で開催4回目を迎える「たがみバンブーブー」は、田上町の未来を思う商工会のメンバーの総意で始まったイベント。実行委員を中心に、子どもたちを含む町民のみなさん、ホテル・旅館、文化施設、飲食店、信用金庫・郵便局、参加アーティストなどなど、大勢の思いと力によって開催されています。左から二人目が、今回お話をうかがった馬場大輔さん。
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