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大人のおしゃれ手帖 9月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2025年9月号

2025年8月7日(木)発売
特別価格:1590円(税込)
表紙の人:木村多江さん

2025年9月号

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まるでハリーポッターの世界! 自然派薬局や修道院で植物の力に出合う【50代からの「整う」ヨーロッパ便り】

藤田 円

薬草薬局「エルボリステリア」

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皆さんこんにちは、自然療法ジャーナリストで自然療法セラピストのmadokaです。
20代半ばから英国で自然療法を学び、世界各地の自然療法を体験しながら、現在は自然療法ジャーナリストとして活動しています。
本連載では、セラピストとして活動するなかで出会った仲間たちとのヨーロッパ周遊の記録をお届け!

カラダ踊る、ココロほどける知恵

中世ヨーロッパの古い街や建物を訪れると、まるでおとぎ話の世界に迷い込んだような気分になります。魔女の宅急便のような街並みに身を置くと、小さな見習い魔女が本当に存在してもおかしくないような、不思議なことが起きそうな気さえしてきます。目を閉じれば、当時の街の喧騒や人々の声が聞こえてくるようです。

2週間の滞在期間中、イタリアの街をいくつも巡り、その中には修道院や、山の奥で薬草を育てて蒸留している錬金術の工房も。どこも忘れられない風景と香りに満ちていました。
特に印象的だったのは薬局と植物薬の製造、修道院の文化、そしてそこに根付く自然療法でした。

世界五大修道院の一つ
パヴィア修道院へ!

パヴィア修道院の教会の正面イタリア北部にある14世紀建立のパヴィア修道院。両側に大きな木がそびえる並木道を歩くと、美しい建築が姿を現します。「これが修道院なのね!」と思うほどの壮麗さですが、これはただの門のような役割のゲートハウスでした(笑)。
ゲートをくぐると視界が一度ぎゅっと小さくされ、その先に広がる中庭が際立ち、実際よりも大きく見える感覚。その先に教会がどーんと現れ、その美しさに思わず「うわ〜」と声が出てしまいました。

パヴィア修道院教会の内部

ゴシックとルネサンス様式が混ざった大理石のファサードには多くの彫刻が施され、中に入ると印象的な青い天井と壁に描かれた絵やステンドグラスが教会の荘厳さを際立たせます。

奥に並ぶ修道士の家。小さな屋根が目印

教会の奥には四角形に配置された回廊とその周りには修道士の僧房があります。それぞれの住処の向こう側には個人用の小さな庭がありました。庭仕事も祈り同様、大地と自分と向き合う大切な時間なのです。
修道士たちは、朝、夜の礼拝、読書、畑や庭仕事、就寝という日々のルーティンを沈黙と静寂の中で過ごしているそう。

修道院で作っているハーブリキュール

中世ヨーロッパでは薬局や医療の役割も担っていた修道院。その名残として、今でもハーブブレンドやリキュール、ハチミツなどが販売されています。

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この記事を書いた人

自然療法ジャーナリスト/セラピスト 藤田 円

自然療法ジャーナリスト/セラピスト藤田 円

英国で自然療法に出合い、英国ホメオパス資格を取得。沖縄で育つ「リバイタライズヘナ」の魅力に惹かれ、商品プロデュースも行う。雑誌記事や書籍の執筆、著書に『ホメオパシーのくすり箱』がある。セミナーなどを通じて植物の力と自然と調和する暮らしの楽しさを伝えている。

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Instagram:@madokacirculus
Website:https://note.com/madoka_circulus

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