夏バテを防ぐ!
体力増強に効く【きくち体操】
股関節から大きくまわす「自転車こぎ」
空中で自転車を前に向かってこぐイメージで股関節から脚をまわす自転車こぎです。
注意点を書いていますが、途中のポーズを気にするよりも、大きな動きで前へとまわすことが大切です。
脚を上げるときは、できるだけひざを伸ばすと筋肉を大きく使えます。最初はきれいにまわせなくても、続ければ体幹に力がつき体が引きしまってきます。
水分のとりすぎや冷房の冷えで、水分や老廃物がたまってむくみ、バテやすくなります。股関節から大きく脚を動かせば、骨盤まわりと下半身の血流が改善されてむくみ解消に。
あお向けで寝たら脚を上に上げて、自転車をこぐように脚を大きくまわします。
ひざから先だけをバタバタ動かすのではなく、股関節から大きく動かすのがポイント。上に伸ばすときは、膝や足首を伸ばして大きくまわしましょう。
ひざから先だけをまわして脚をバタバタさせるのでは効果半減。
股関節から動かすこと。動きが小さくならないように。
下半身をしっかり使う「おしり歩き」
おしり歩きは、ひざを曲げて脚を引きずって進むのは比較的簡単。でも、ひざを伸ばしたまま脚を上げて前に進むのは、腹筋と太ももの筋肉が弱っているとなかなかうまくできません。骨盤を立てておなかを引いて進むのがポイント。
手は脚と同じ側を前に突き出しても、その反対でもOKです。長く歩こうとは思わず、最初は一歩一歩前に進んでみましょう。うまくできたら、そのまま後ろに進んでみましょう。骨盤まわりの筋肉が動くと内臓が刺激され、夏バテで胃腸が弱っている人も元気になります。
脚を伸ばして座り、そのままおしりごと脚を少し上げて、脚を前に押し出して前に進みます。
ひざを曲げずに、腹筋とももの筋肉を使って、ひざを伸ばしたまま脚全体を持ち上げて、おしりを前に出して一歩ずつ進みます。
手と脚を同時に出してもOK
長座して脚を上げるだけでもOK
うまくできない人は、長座をした状態で脚を股関節からあげる動きからスタート。骨盤は立てた状態です。
徐々に筋力がついてくれば、おしり歩きでスムーズに進めるようになります。
撮影/松橋晶子 文/田中絵真
大人のおしゃれ手帖2025年8月号より抜粋
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