不眠に悩んだらトライ! ぐっすり眠るための【きくち体操】
ももの前側をしっかり伸ばす
一日中使って縮んだももの前側を、寝る前にしっかり伸ばしてもとに戻してあげましょう。
支えているほうのひざを伸ばして、足指と足の裏が床を踏みしめていること、曲げたひざが前に出ないように注意。
何秒と数えるのではなく、脚の付け根から前側の筋肉がしなやかに使われているのを感じとりましょう。
下半身の疲れが翌朝に残りにくくなり、すっきり目覚めることができますよ。
壁に手をついて立ち、反対側の脚を曲げて足先をつかみ、上に引き上げます。
ももの
前側が伸びていることを感じとりましょう。左右同様に。
ももの裏側をしっかり伸ばす
ひざが伸びにくくなり、脚の裏側が縮んで固まってくると、背中や腰が曲がるなど、腰痛やひざの痛みの原因に。ひざともも裏を伸ばす体操で予防しましょう。
立ったままできて腰に負担がかかりにくい方法です。
体が硬い人は、背中が丸まらないように注意。無理せずにゆっくり伸ばしましょう。
一日に一度はこのようにして脚の裏側を伸ばすことで姿勢がよくなり深い呼吸ができ、自律神経の乱れや不眠の改善にもつながります。
椅子やベッドに片足をのせて、ひざ裏を伸ばしたまま体を前に倒してひざ裏~太ももにかけて伸ばします。反対側も同様に。
寝る前に行うときは、あお向けでもOK。片ひざを立てて、反対の脚を上に上げます。ひざが曲がらないように注意。手で自分の顔のほうに引き寄せて、脚の裏側が伸びていることを感じとれたらOK。
ももの前側をしっかり伸ばす動きとセットで行おう。
肩甲骨を寄せて肩を下げる
意識していないと猫背になりがちな肩甲骨をぐっと寄せ、胸から肩、首の筋肉をしなやかに育てる体操です。
デスクワークなど日常では、前かがみの動きが多くなります。肩甲骨の位置をぐっと寄せて
下げましょう。
また、うつむきがちで縮んでいる胸の筋肉も、上を向いて伸ばします。
おなかから胸、首にかけての伸びを感じましょう。座ったままでできるので、寝る前や、すき間時間にも。
座ったまま後ろで手を組み、肩甲骨を寄せるようにして胸を大きく開きます。あごを上げ、天井を見ます。
肩甲骨をぐっと寄せて、両手を下げ後ろに引きます。鎖骨を開いて、胸や首の筋肉の伸びを感じて。
撮影/松橋晶子 文/田中絵真
大人のおしゃれ手帖2025年8月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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