【日本初出店】感度の高い50代女子はもう知ってる!ブティックの枠を超えた銀座「HAUS Tokyo」でオンリーワンと出会おう
2000年のブランド誕生以来、特徴的な星のシグネチャーとレトロなテイストで人気のGolden Goose(ゴールデングース)が東京・銀座に初出店。「Co-Creation(共同創作)」をテーマにした体験型イベントを開催すると聞きつけ、潜入しました。「HAUS Tokyo (ハウス 東京)」のオープン は、ヴェネツィア、メキシコに続く世界3店舗目。東京はアジアで唯一の店舗です。ここは単なるブティックではなく、ブランドの垣根を超えたクラフトマンシップ、コミュニティ、自己表現でブランドの理念を形にする、アーティスティックな実験の場であり、新たなインスピレーションを与えてくれるグローバルな文化プラットフォームです。
入口横には、グラフィックデザイナー・美山有さんが手がけたロゴが。これも単なるロゴではなく、作品の一つです。「家」「HAUS」の文字と「家型」を融合させた個性的なデザインは、ヴェネツィアと日本の文化の融合を体現。店内の中2階の踊り場に展示されている、日本人に馴染み深い「いろは歌」を題材にしたアートも同じく美山さんによる作品です。このほかにも、写真家・森山大道さん、杉山純さんと宮澤謙一さんのクリエイティブユニット・magma、アーティスト・KAMIRAKUMAKAなど、さまざまなアートや職人たちが作り出した逸品とも出会えます。
木製のシッピングボックスや旅行カバン、カメラ、地図などを飾ることで、ヴェネツィアから東京への旅を表現している1階は、Co-Creation(共同創作)、カルチャー、クラフトマンシップが融合した没入体験ができる、まさに夢の空間です。中央にある大きな木製のテーブルではブランドの職人でありデザイナーでもある“Dream Maker”や、さまざまなアーティストとともに、スニーカー、ウエア、小物などにシルクスクリーンやハンドペイント、刺繍などでカスタマイズできる体験を展開します。イベントでは実際に、Dream Makerたちがデニム素材のエコバッグにシルクスクリーンを施す姿を披露してくれました。
目利きが選んだ希少なアイテムが揃う2階フロアは、さながらヴィンテージショップのよう。世界に一つしかない特別なレザージャケットやシリアルナンバー入りのスニーカーがずらりと並んでいます。デニムなどをあえて積み重ねて陳列しているのは「掘り出し物を探す」というワクワク感を演出するため。日本のクラフトマンシップが持つ精密さや規律も表現するこのフロアでは、焼杉のテーブルを中央に配置し、金属のアクセントを取り入れて、伝統とモダンの融合を体現しています。
大小さまざまなこけしが飾られた3階では、風合いのいいデニムラグ、温かみを感じる木の質感を生かしたインテリアが訪れる人を温かく出迎えてくれます。落ち着いた印象のあるこちらのフロアでは、ゴールデングースのスニーカーの象徴である星のシグネチャーの素材、色、シューレースにいたるまで、じっくりとカスタマイズすることが可能です。
たとえば、星のシグネチャーを左右違った素材やカラーリングにしてみるのもユニーク。シューレースを変えるだけでもスニーカーの表情やトーンが変わってみえるから不思議です。昨今、活動的な大人世代の足元はスニーカーが主流。通勤など、日常的にスニーカーを履く機会が増えています。だからこそ、せっかくなら上質で個性的なものをチョイスして、自分らしくおしゃれを楽しみたい。そんな方に選ばれているゴールデングースのラグジュアリーなスニーカーをさらに自由にカスタマイズできるのなら、誰でも一度は試してみたくなるはずです。
ちなみに、B1の「Listening Room」では、心地よいヴィンテージレコードの音とともに、ゴールデングース日本における歩みを物語る、限定スニーカーやブーツ、レザージャケット、特注のオーダー品などのアーカイブピースを展示。さらに特別な「HAUS Collection」と銘打って、ジョウロや文具、ゲームなど、遊び心あふれるライフスタイルアイテムも並んでいます。HAUSのコンセプトに共鳴する、あらゆるアートがキュレートされた、まるで美術館のようなブティック「HAUS Tokyo」。ファッションの多様性を感じる没入体験に、銀座へ繰り出してみてはいかがですか。
【店舗情報】
HAUS Tokyo (ハウス 東京)
住所:東京都中央区銀座5-4-7
電話:03-6281-4111
営業時間:11:00 – 20:00
取扱商品:メンズ・ウィメンズのウェア、スニーカー、アクセサリー、バッグ、限定品
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この記事を書いた人
エディター/ライター久武ミキ
出版社、広告会社勤務を経て独立。女性誌、専門誌などでビューティー&ウェルネス、アートを中心に、ライフスタイルにまつわる記事を多数執筆。東京と鎌倉で2拠点生活をおくる猫好き編集者。