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大人のおしゃれ手帖 10月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2025年10月号

2025年9月5日(金)発売
特別価格:1620円(税込)
表紙の人:吉田羊さん

2025年10月号

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【50代のヘア】大人気ヘアメイク・原 康博さんが伝授! ふんわりまとまるブロー&ヘアセット術

ふなつあさこ

オイルでもワックスでもない新感覚ヘアミルクでふんわりセット

ヘアメイク原さんのヘアブロー&セット術08

ヘアセットに使ったのは、原さんがヘアメイク仲間と立ち上げたブランド「eau(オー)」で、「こういうスタイリング剤が欲しいね」とアイデアを出し合って開発した「オンデクレーム」。

これまでにない、乳液のようなテクスチャのクリームタイプのスタイリング剤で、髪を保湿することをメインに軽くセット力を持たせたそう。ワックスだと髪が重くなり、ヘアオイルだとベタつきが気になる、という“スタイリング剤迷子”が「やっと理想のスタイリング剤を見つけた!」と飛びつき、リピーターが続出しているという優れものです。

ヘアメイク原さんのヘアブロー&セット術09

原さん:ショートボブなら、2〜3プッシュで十分です。手に取ったら、ササッと手のひら全体に広げます。


「ほのかな香りも好み! ユニセックスな香りだから、夫や子どもたちともシェアできそう」と友人。

原さんに聞いてみると「ベルガモット、シダーウッド、オレンジ、レモンなどを使ったウッディシトラス系の香りです。使うときにはほんのり香りますが、後に残らないので、香水などの香りを邪魔することもないと思います」とのこと。

ヘアメイク原さんのヘアブロー&セット術10

原さん:後頭部から髪をかきあげるように、下から上に向かって髪全体になじませます。

スタイリング剤を手に取って前からなじませる方も多いと思うのですが、髪って、前側に比べて耳後ろの毛が2倍ぐらいあるんです。だから、後頭部からまずスタイリング剤をなじませて、その残りで前側をセットするぐらいでちょうどいいんです。

ヘアメイク原さんのヘアブロー&セット術11

原さん:あとは上から手ぐしで軽くとかすようにして、好きな形に整えます。


「自分でできた! でも全然違う!」と友人もニッコリ。

ヘアメイク原さんのヘアブロー&セット術12

原さん:このクリームはちょっぴり出すこともできるので、足りない部分や流れを作りたいときは重ねづけしてみてください!

ヘアメイク原さんのヘアブロー&セット術13

原さん:僕はサロンにも立っているので、最近お客さんからよく“脱オイルしたい”と相談されます。オイルって開けたらすぐ酸化が始まってしまうんですが、そういう劣化したオイルを毎日使っていると、髪質によってはどんどん髪に吸収されてしまって洗っても落ちづらくなったり、かゆくなったりすることもあるみたいです。

このクリームは、油分より保湿成分をたっぷり使っていて、6時間ぐらいである程度乾くように設計しています。日中の用事が終わって、さらにお出かけするときにはセットし直してもいいし、家に帰るならそのままで髪に変に後残りしないように考えるとだいたい“6時間軸”という、僕オリジナルの説に基づいています(笑)。

ヘアメイク原さんのヘアブロー&セット術14

「これから自分でも真似してやってみる〜!」と大喜びの友人は、Beforeのうねりヘアを忘れてしまう素敵なヘアスタイルに大変身!

本人も気にしていた右側の髪も収まりよく落ち着いていて、うねりを生かした動きのあるナチュラルな仕上がりに。

ヘアメイク原さんのヘアブロー&セット術15

オンデクリームは、持ち歩くのにも邪魔にならず、液漏れもしづらいので「さっそく明日からの旅行に持ってくよ!」と、彼女が生地から選んでハンドメイドで仕立てているドレスをひるがえして、ウキウキ帰っていきました。


後日、友人に感想を聞いてみたところ「まず香りが落ち着いていて、使っているときも時間が経った後もすごく気持ちいい。教えていただいたセットの仕方もわしゃっとなじませて整えるだけだからすごく簡単で、すぐマスターできた! なのにちゃんと収まるべきところに髪が収まってくれて、ナチュラルな束感も作れるし、ありがたい〜。時間経って乾燥が気になったら、ちょっと“追いクリーム”するだけで、収まるし。今はまだ湿度が結構高いけど、冬にも活躍しそう!」とのこと。

オンデクリームが気になる方は、eau公式サイトでチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

編集者 ふなつあさこ

編集者ふなつあさこ

生まれも育ちも東京ながら、幼少の頃より関西(とくに奈良)に憧れ、奈良女子大学に進学。卒業後、宝島社にて編集職に就き『LOVE! 京都』はじめ関西ブランドのムックなどを手がける。2022年、結婚を機に奈良へ“Nターン”。現在はフリーランスの編集者として奈良と東京を行き来しながら働きつつ、ほんのり梵妻業もこなす日々。

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Instagram:@asa_ship

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