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大人のおしゃれ手帖 11月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2025年11月号

2025年10月7日(火)発売
特別価格:1640円(税込)
表紙の人:天海祐希さん

2025年11月号

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ふなつあさこ

ヘアサロン時々ショップ 田辺市のレザーブランド「tomorka」のアトリエへ

和歌山 田辺 tomorka02

阪神百貨店でのイベントにMUYA、Huminaaとともに参加したレザーブランド・tomorka(トモーカ)。そのアトリエを目指して、白浜の隣町・田辺市に足を延ばしました。

「各地のイベントに出店しているので、ここでお店を開けるのは時々です」と語るのは、ブランドを手がける川本康平さん。このスペースはふだん妻の優香さんが一人で営むヘアサロン・Piramidとして使われているそう。実際、お店の奥にはシャンプー台がありました。

和歌山 田辺 tomorka02

ブランドの原点は、靴作り。好みの型とレザーを選んでカスタムオーダーするスタイルです。

川本さんはサッカー少年だったそうですが、靴が合わずに困っていたところお母さんから「自分で作ったら?」と言われたことをきっかけに、靴を作りたいと思うようになったそう。「母は冗談のつもりやったと思うんですけどね」と川本さんは笑います。

靴メーカーを経て24歳でtomorkaを立ち上げてからしばらくは出身地の兵庫県に拠点を置いていましたが、母方の祖父母が暮らす和歌山県に移ります。現在の場所にアトリエを構えたのは、2020年のことだそう。

和歌山 田辺 tomorka03

靴を作りながら革に向き合ううちに生まれたアイデアを形にしたお財布やバッグなどの革小物も少しずつ増やしています。無駄のないシンプルなルックスでありながら、長く愛用できる使い勝手のよさが魅力的です。

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沙織里さんは「私は白を愛用中なんですが、プレゼントしたくて」とスリッパをお買い上げ。

和歌山 田辺 tomorka05

取材が終わり、見送ってくれる川本さんご夫妻。それぞれがそれぞれの仕事にまっすぐ向き合う、素敵なおふたりです。

tomorkaの“何かを主張するものではなく、ただそこにちゃんとあるもの”というコンセプトには、実直な川本さんの生き方そのものがあらわれている気がしました。

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この記事を書いた人

編集者 ふなつあさこ

編集者ふなつあさこ

生まれも育ちも東京ながら、幼少の頃より関西(とくに奈良)に憧れ、奈良女子大学に進学。卒業後、宝島社にて編集職に就き『LOVE! 京都』はじめ関西ブランドのムックなどを手がける。2022年、結婚を機に奈良へ“Nターン”。現在はフリーランスの編集者として奈良と東京を行き来しながら働きつつ、ほんのり梵妻業もこなす日々。

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Instagram:@asa_ship

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