「床掃除」でお部屋も気持ちもリフレッシュ!
毎日、お部屋をキレイに保つのは大変ですよね。多少、モノが散らかっていても床がキレイだと気分がよくなります。床掃除を日々の、または週のルーティンに取り入れてみては。床掃除のポイントを、①フローリング、②じゅうたん、③畳の3パターンで家事のプロ「タスカジ」のみけままさんに教わりました。
1.フローリングのお掃除ポイント
フローリングは、「ワックス仕上げのぴかぴかタイプ」「ワックスなしのタイプ」「塩化ビニール素材」と大きく分けて3タイプあります。
ワックス仕上げタイプの床は固く絞った雑巾で水拭きを。油汚れなどの汚れが気になる場合は、フローリングOKの中性洗剤を。セスキ水などのアルカリ性の洗剤を使うと、コートが剥げてしまう場合があるので気をつけて。
ワックスなしのタイプ、塩化ビニールのタイプは、セスキ水でもOK(2度拭きします)。2度拭き不要の中性洗剤があると時短になります。
いずれも、フローリングの目に沿って拭くのが基本です。
2.じゅうたんに掃除機をかける場合
じゅうたんは、掃除機のかけ方がポイント。一方向だけではなく、タテ方向とヨコ方向の、両方の向きでかけると毛足の奥の汚れもかきとることができます。ヘッドを引くときも、ゆっくりとじゅうたんの毛足を引きつけながらかけます。
部分的な汚れは、2度拭き不要の洗剤や薄めた酸素系漂白剤(色落ちの確認が必要)をハブラシなどにつけて汚れをこすり、洗剤分がなくなるまで水拭きします。自然乾燥でもかまいませんが、ドライヤーを使って毛足をそろえながら乾かすとキレイに仕上がります。全体的な汚れは、最近は家庭用のクリーナー(リンサークリーナー)などもあるので、じゅうたんの大きさや汚れ具合によって使い分けるといいですね。
3.畳のお掃除ポイント
普段は、畳の目に沿って掃除機をかける程度でOKです。
汚れが気になるときは、2度拭き不要の洗剤を固く絞ったクロスに吹き付けて水拭きするとさっぱりします。畳の縁(へり)もあわせて拭いておくといいでしょう。汚れたままにしておくと、カビが生えてしまうこともあるので、そうなる前に早めにお手入れしましょう。
4.床掃除に便利なグッズ
フローリングワイパー。雑巾を付ければ、拭き掃除もラクチン。
拭き掃除には欠かせないマイクロファイバー布巾。水切れがよくすぐ乾く。フローリングワイパーに付けてもOK。
2度拭き不要の中性洗剤。みけままさんおすすめがこちら。ワックス仕上げのフローリングにも使える。
油汚れに強いアルカリ剤。水に溶けるのでスプレーボトルにセスキを溶かして使うのが便利(水200mLに対してセスキ小さじ1が目安)。*ただしワックス仕上げの床には、コートが剥がれる恐れがあるので避けて
この方に教わりました
みけままさん
家事代行マッチングサービス「タスカジ」のお掃除のプロといえばこの方!大手ハウスクリーニング会社勤務を経て、タスカジ歴6年。特に水まわりのお掃除が得意で、効率的に汚れを落とし、汚れをつきにくくして、大掃除のいらない家にするのがモットー。『大人のおしゃれ手帖』の10月号では特集「新常識!大掃除は秋にする」で水まわりのお掃除テクニックを伝授してくださいました。
家事代行マッチングサービス「タスカジ」https://taskaji.jp/
撮影/近藤沙菜
撮影協力/ポウハウス(体感すまいパーク船橋)TEL047⁻419‐6150
https://www.pohaus.com/
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