今こそ水回りの大掃除!
【松橋周太呂さん】ガッツリお風呂掃除術
気温が上がるこれからの季節は実は掃除・洗濯に最適!
油汚れが落としやすく、換気や水洗いも快適、大物の洗濯でもすぐ乾きます。
こうした場所は“ガッツリ”汚れていることも多いですが、そんな部分ですら超簡単にできる掃除&洗濯術を、松橋周太呂さんが教えます。
教えてくれたのは・・・
松橋周太呂さん
家事芸人「家事えもん」として、テレビや雑誌で活躍。掃除能力検定士5級、ジュニア洗濯ソムリエの資格を持つ。著書に『ズボラさん熱望!放置してキレイに!ほったらかし掃除術』(SBクリエイティブ)などがある。
塩素系漂白剤をハケでやさしく塗り重ねる
お風呂は、カビや皮脂汚れ、石けんカス、水アカなど、さまざまな汚れが発生する場所。塩素系漂白剤なら、カビや水アカはもちろん、油汚れもある程度落としてくれます。
「漂白剤を塗ってから、キッチンペーパーやラップで覆って〝パック〟する方法もありますが、僕はどうにか手間を省きたい。そこで、プロの掃除人を真似てハケで塗ってみたら、パックをしなくても汚れ落ちがよくなりました」と松橋さん。
ハケで10~20回ほどやさしく塗ることで漂白剤が汚れに密着し、より効果を引き出してくれるそう。
「漂白剤は水で薄まると、汚れ落とし効果が弱くなります。必ず乾いた状態で塗ってくださいね」
パッキンなどのカビ
「ハケ塗りで30分放置」を繰り返して、カビを完全除去
パッキンを歯ブラシでこする人もいますが、これはNG。
「パッキンに傷がついて、そこにまたカビが根を下ろします。ハケでやさしく塗布してください」。頑固なカビも「ハケ塗りで30分放置」を繰り返せばきれいに。
ハケ塗りなら洗剤が密着し、飛び散る心配も減ります。
シャワーヘッド
酸の力で汚れをゆるめて落とす
酢(クエン酸)を混ぜた湯(お湯1ℓに大さじ2~3が目安)に、外したシャワーヘッドを漬けて1~2時間放置
残った汚れは歯ブラシでこすり落とします。
「歯ブラシは毛先をカットすると、より汚れをかき出しやすくなります」
穴の細かい汚れもスッキリ。白い跡が残らないよう、すすぎは十分に。
鏡
クレンザー+ゴム手袋で手早くきれいに
鏡のウロコ汚れはクレンザーで削り取ります。スポンジだとクレンザーを吸ってしまうので、ゴム手袋がおすすめ。
クレンザーの効果をしっかり引き出し、手早くきれいに磨けます。
① ゴム手袋をして少量のクレンザーを指にとり、数滴の水で濡らして小さなスペースをクルクルと10~20回ほど磨く。
② キッチンペーパーで拭き取って確認。落ちなかったら❶❷を再度試し、落ちる回数を調べる。
③ 落ちた回数分、残りの部分を両手で一気に磨く。
落ちないときはコレ
クエン酸入りのクレンザー。浴室の鏡、蛇口、陶器などの頑固な水アカを強力に落とします。
10秒クレンザー250g ¥1,580/錫村商店
②の後の状態。磨いた部分の汚れが落ちてピカピカ。クリアに見えるように!
塩素系漂白剤でゴミ箱も除菌・消臭
ゴミ箱も浴室で〝ほったらかし洗い〟を。塩素系漂白剤をスプレーして30分ほど放置し、水で流して。
「ホルダーや溝があれば、ハケで密着させておくと◎」。
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