【50代のこよみ養生 Vol.47】食欲の秋は「五味(ごみ)」バランス食事術で食べ過ぎ防止!
五味それぞれの食材を使った代表的メニュー
食欲を安定させるためには、五味の食材をバランスよくとることがポイントとなります。まずは、五味それぞれの食材を使った代表的メニューや食材を押さえておきましょう。
◉酸味の代表的メニュー⋯⋯トマト料理、レモンやゆずを使った料理、梅干しを使った料理、酢を使った料理
◉そのほかの酸味の食材⋯⋯桃、ぶどう、かんきつ類、ざくろなど
◉苦味の代表的メニュー⋯⋯緑茶や抹茶を使った料理(和え物、炒め物、抹茶塩を使った料理、お茶漬けなど)
◉そのほかの苦味の食材⋯⋯レタス、アスパラガス、らっきょう、かぶ、おくら、酢、コーヒーなど
◉甘味の代表的メニュー⋯⋯お米・パン・麺類などの主食、肉料理、魚料理、たまご料理
◉そのほかの甘味の食材⋯⋯いも類、豆類、果物など
◉辛味の代表的メニュー⋯⋯薬味を使った料理、スパイス料理、ハーブ料理、カレー料理
◉そのほかの辛味の食材⋯⋯セロリ、ピーマン、ニラ、たまねぎ、かぶ、だいこん、春菊など
◉鹹味の代表的メニュー⋯⋯貝類や海藻類を使った料理、いか・たこ料理、かに料理、豚肉料理、味噌汁
◉そのほかの鹹味の食材⋯⋯たら、たちうお、うに、くらげなど
上記を参考に、1食あたり三味をとるようにしてみてください。例えば、酸味、苦味、甘味の三味をとるなら、梅干し、緑茶、ごはんで梅干し茶漬けにする、という具合です。そして、1日3食を通じて五味をバランスよくとれるように食材を組み合わせてみるといいでしょう。
この記事を書いた人
国際中医師・国際薬膳師・東洋医学ライターTSUBO
健康雑誌編集部員をへて独立し、以後、健康や美容に関する雑誌・書籍・WEBの企画・編集・執筆を数多く手掛ける。現在は主に東洋医学による予防医学や、東洋医学から見た自然と人体のつながりについて執筆活動中。
Twitter:@MomoOtsubo
Website:https://toyoigaku-shizen.com/
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