カテゴリー

人気タグ

大人のおしゃれ手帖 12月号

大人のおしゃれ手帖

最新号&付録

大人のおしゃれ手帖
2025年12月号

2025年11月7日(金)発売
特別価格:1640円(税込)
表紙の人:吉瀬美智子さん

2025年12月号

閉じる

記事公開日

この記事の
関連キーワード

大人のおしゃれ手帖
の記事をシェア!

「スカーフ&ストール」で50代がおしゃれに! 【巻き方アドバイス付き】
~冨永彩心さんが指南! 毎日の装いがちょっと垢ぬけるコツ vol.1 ~

冨永彩心

防寒対策にも! 
「大判ストール」を自在にイメージチェンジ

タピノワールのストールの巻き方3選。

寒さ対策に欠かせない大判ストール。

「柄物の服に柄のストール……というコーデもたまに見かけるけれど、ガチャガチャしててせっかくのストールが全然映えません。ストールが柄なら服は無地、服が柄ならストールは無地が◎。今日は黒ニットとデニムのコーデにしました。ストールはスカーフと違ってボリュームがあるので、ぐるぐる首に巻くだけでもサマにはなりますが、巻き方をいくつか知っておくと、イメージチェンジがしやすいです」

ストール①
上半身に視線アップ! 華やか「アシンメトリー巻き」

ストールのアシンメトリーで巻き首回りが華やかにストール/タピノワール、セーター/無印良品、デニムパンツ/ユニクロ、シューズ/メゾン マルジェラ

上半身にふわっとかけたストールを結べ目を作らずに、アシンメトリーにまとめたスタイル。
「複雑に見えますが、実は結び目を作らずにラフにまとめただけ。ストールの柄もよく見えるし、立体的でいいでしょ?」

Let’s TRY

アシンメトリー巻きの巻き方1。ふわりと肩にかける

三角にストールを折ったら、スカーフの巻き方で出てきた「ドレープ巻き」と同じ要領で長い辺にボリュームを出して、首に掛けます。

アシンメトリー巻きの巻き方2。ラフにまとめる

首に二重に巻いたら、片方の端を反対の端にくぐらせるようにしてまとめます。バランスは鏡を見て調節。

首まわり暖か、ふんわり「ボリューム結び」

簡単なのに存在感があるストールのボリューム結び。

四角い形のままボリュームを出したストールを首に巻いて一重に結ぶだけ。簡単でユニセックスに使える巻き方です。「顔の下に結び目をつくってあえてボリュームを出してみました。横長のストールやマフラーでも使える結び方だし、鏡を見ないでもできるから知っておくと便利ですよ」。

Let’s TRY

ストールのボリューム結びの巻き方1。手元で手繰り寄せてボリュームを出す。

ストールを四角く持ったら、手で手繰り寄せるようにしてボリュームを出します。この時も、ぎゅっと束ねるのではなく、ふんわり手繰り寄せて。

ストールのボリューム結びの巻き方2。首の下で結ぶ

ちょうどよい幅になったら首に巻いて、下からくぐらせるように結び、上になった端は背中に垂らします。

コートの上に掛けてもOK! 「ベスト風」アレンジ

ストールのベスト風アレンジ

ストールを肩に掛けたら、ベルトで留めて固定することでベストのような着こなしに。
面を広く使えるので、ストールの柄を見せたいときにもおすすめ。

「今年はコートの上にベルトをするのも流行ってますよね。コートonストールで防寒&イメージチェンジするのもよさそう」

Let’s TRY

三角巻きの巻き方。三角形にして端を結んで首にかけるだけ

ストールを三角に折ったら、ボリューム結びと同じように少したるませてから肩に掛けるのが、こなれて見えるコツ。ベルトに挟んで固定します。

さて、肝心なストールやスカーフの選び方のコツは?

「実際、巻き方と同じくらい大切なのがアイテム選びです。色とりどりのスカーフを前にすると、みんな好きな色や柄を選んでしまいがちだけれど、それが失敗のもと! 私は好きなものではなく似合うものを選んでね!と伝えています。
スカーフ選びは実は色がすべて。実際巻いてしまうと柄は見えません。私はパーソナルカラーが”オータム”なので、アースカラーやブラウン系を選んでいます。パーソナルカラーがわかるならば参考に」。

お店で選ぶときは、並んでいるものを見て決めるのではなく、必ず顔映りをチェックして。
それも、たたんだ状態ではなく、三角に広げたものを全身が映る鏡の前で合わせるのがベストです。

「似合っているかどうか自分ではわからないという人は、お店の人と一緒に選ぶのがおすすめ。いいものを選べば、『それすっごく似合いますね』と反応してくれるはずです。自分にぴったりの一枚を選びましょう!」

撮影/古家佑実〔SORANE〕 文/田中絵真
※アイテムはすべて冨永さんの私物です
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

この記事のキーワード

教えてくれたのは……

ブランディングスタイリスト 冨永彩心

ブランディングスタイリスト冨永彩心

神奈川県出身。文化服装学院卒業後フリーランスのスタイリストとしてファッション雑誌『ELLE』『MORE』『men's non-no』などで活動。結婚、出産を経て専業主婦に。
13年のブランクを経てセレクトショップ販売員として復職、52歳でパーソナルスタイリストとして起業。現在はインスタグラムなどSNS総フォロワー数11万人超えと人気を博す。年間100人以上のショッピング同行、スタイリスト養成講座をこなし、「あやみん先生」として親しまれる。
神戸国際大学ゲスト講師、NHKカルチャー講師を務めるほか、メディア出演も多数。
著書に『45歳からの「似合う」が見つかるおしゃれ塾』(主婦の友社)

執筆記事一覧

Instagram:@tomiayam

記事一覧へ戻る

大人のおしゃれ手帖の記事をシェア!