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大人のおしゃれ手帖 1月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2026年1月号

2025年12月5日(金)発売
特別価格:1640円(税込) 
表紙の人:中谷美紀さん

2026年1月号

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【50代の美活! 趣味活!】職場の人にさらっとウィッグがバレてしまった話

イシイ

セレモニーホールで赤いツーブロックお披露目

実は少し前に入院していた義父が亡くなり、通夜、葬式、告別式と慌ただしく動いておりました。我が家は義実家の近所で暮らしていたので、夫も私も葬儀の前後は仕事を休み準備に奔走。パートを休む連絡を入れる際、葬儀の日程とセレモニーホールの場所も当然お伝えしました。職場の方もいらしてくださるとのこと、ありがたいことです。

当たり前ですが、自宅や義実家でウィッグはかぶっていません。親戚の方の前でも葬儀会社の方の前でも、素の髪で過ごしていました。当然葬儀でもこの髪で出るつもりでしたが……
「パート先の方を赤い髪でお出迎えすることになるのか?」「「これまでがんばって使い分けていたのに、2つの世界がこのセレモニーホールで繋がってしまうのか??」と、葬儀前の1日、ほんの少しだけ葛藤しました。

一瞬、葬儀の時だけウィッグかぶったらどうかなとも思いましたが、それはそれで親戚の人が驚くことでしょう。

ウィッグ二重生活

結局、自分の素のままの姿で葬儀に参加しました。
パート先の方がお通夜に来てくださいましたが、私の頭にツッコミを入れる人は皆無でした。まあそりゃあそうですよね。皆さん大人の対応。

葬儀で赤い髪

葬儀前の数週間は忙しくヘアカラーをしていなかったため、赤い色が程よく褪色して茶色っぽくなっていたのもよかったです。セレモニーの場で浮かないですみました。カラー入れたての髪だったら赤すぎて、不快に思う方もいたかも。自分も居心地が悪かったかもしれません……。こんな感じでパート先の方に普段のウィッグ頭と違う素の頭を見られてしまいましたが、無事に葬儀は終了しました。

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イラストレーター イシイ

イラストレーターイシイ

在宅ワーク(イラスト・デザインなど)と事務パートをしている55歳のWワーカー女子。
体の悩みが尽きないお年頃ですが、髪はグレイヘア期間を経て、「赤い髪&必要に応じてウィッグ」というスタイルに落ち着いた今日このごろ。2023年から、憧れていたカジュアル着物を取り入れて出かける生活にも挑戦中。
現在、ブログ「赤髪とウィッグとetc.アラカンイラスト日記」を発信中。

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Website:https://ameblo.jp/141-ishii/

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