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2026年2月号

2026年1月7日(水)発売
特別価格:1740円(税込)  
表紙の人:鈴木保奈美さん

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【高杉真宙さん】「求めていただいたら、求められるだけのことはやりたい」~映画『架空の犬と嘘をつく猫』インタビュー

大人のおしゃれ手帖編集部

俳優としての転換期に見つけた‟宝物”

事務所を独立して4年ほど。とくになにかを変えたわけではないけれど、気づいたら変わっていたことは確かにあったと言います。きっかけは2022年、初めてのふたり芝居に挑んだ舞台『ライフ・イン・ザ・シアター』でした。共演者は、舞台経験豊富な勝村政信さん。

「“この場面はこのテンポと間で演じ、こんな風に伝わったら……”と考えて演じてみたことがあって。それは別に、誰にも伝わらなくてもいいと思っていたんです。するとその日観劇したお客様からの手紙で、伝わっていた! と知って。それだけ真剣に観てくださる人がひとりでもいるなら、自分はこれからそこを目指すべきだなと思ったんです。舞台上はふたりしかいない空間でしたが、向き合うのは勝村さんだけじゃない、お客様にもそうでなければ。人の時間を奪う責任を持つことの意味を考え、その重大さに気づいたんです。俳優としてひとつの転換期で、‟宝物”と思えるものがたくさん見つかりました」

「もちろん、観てくださる方の時間をいただくという意味では、ドラマや映画でも同じです」と高杉さん。

「自分が楽しければいいと思っていた時期もありました。もちろんそれも大事ですが、今は観てくださる方に影響を与えられる作品に出たい――。それが仕事へ向かうときの、僕のなかの軸になりました。だからこそ多くの人に観てほしいですし、観ていただいたからには、その人のなにかを変えたい。それは主役でなくても、作品の一端を担うのであれば同じです」

いよいよ30代、モチベーションは上がってます!

同時に「俳優としての、自分の強みを見つけたい」という思いも。けれど、いまはまだ「目の前の作品と真剣に向き合うことしかできていません」と高杉さん。たくさんの俳優がいるなかで、「この役をやって欲しい! と言ってもらえる存在でいなければ」と続けます。

「作品を大切に観てくださる人が増えてきたことは、ここ数年で見つけた‟宝物”のひとつです。そうして真剣に観ていただくことで、作品が報われるなら、僕自身を覚えてもらわなくてもいい」
 
そう、断言。現在29歳。30代に向けていま、なにを思うのでしょうか。

「俳優としてのモチベーションはやっぱり上がっています。やれるだけのことはやりたい。求めていただいて初めてできる仕事なので、求めていただいたら、求められるだけのことはやりたい。そう思っているんですよね」

PROFILE
高杉真宙(たかすぎ・まひろ)
1996年生まれ、福岡県出身。2009年に舞台で俳優デビュー。12年に映画『カルテット!』で初主演、14年『ぼんとリンちゃん』でヨコハマ映画祭最優秀新人賞、17年『散歩する侵略者』で毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞受賞。その他、最近の主な出演作に、NHK大河ドラマ『光る君へ』、『ザ・ロイヤルファミリー』、映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-運命-/-決戦-』、『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』、『盤上の向日葵』。


[映画]
『架空の犬と嘘をつく猫』

●監督:森ガキ侑大
●脚本:菅野友恵
●原作:寺地はるな『架空の犬と嘘をつく猫』(中央公論社刊)
●出演:高杉真宙 伊藤万理華 深川麻衣 安田 顕 余 貴美子 柄本 明 ほか
●配給:ポニーキャニオン
2026年1月9日(金)より全国ロードショー
©2025 映画「架空の犬と嘘をつく猫」製作委員会

撮影/本多晃子 スタイリスト/菊池陽之介 ヘアメイク/堤紗也香 取材・文/浅見祥子

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