【50代の奈良旅】奈良・生駒の往馬大社へ干支参り! 古民家ゲストハウスや生駒グルメも♡
旅する人と暮らす人が笑い合えるゲストハウス「natomi宿」

大阪にも奈良にもアクセスのよい生駒は、ベッドタウンとしては人気が高いものの、宿はちょっと少なめ。そんななか、南生駒に2025年4月にオープンしたのがnatomi宿(しゅく)。

かつては鍛冶屋さんだったという古民家をリノベーションしたこちらのゲストハウス。入ってすぐの空間は天井をスケルトンにしてあり、開放感があります。


写真提供:natomi宿
こちらのスペースでは宿泊の際に朝食(要予約)をいただけるほか、金曜と土曜の夜と土曜の昼(不定休あり)には、アジアごはんとおばんざい「菜と実」としてオープンしています。
宿のゲストと地元のお客さんが食事をともにしながら、和気あいあいとコミュニケーションを取っていることもあるのだとか。

いわゆるゲストハウスというよりは、リーズナブルに泊まれるプチホテルのようなnatomi宿。とくに定員2名の洋室「山粧う(やまよそおう)」は、ゲストハウスビギナーでも安心のプライベート感です。ちなみに、お手洗いとシャワーは共有です。
宿を訪れるのは、地図検索サイトなどで調べてアクセスのよさに気づいたインバウンド観光客が2割ほど。国内では観光、ビジネスなど利用目的も年代も幅広いそう。

ドミトリータイプの「山眠る(やまねむる)」は女性専用。洞窟みたいなアーチ形天井の個室に入ると、まゆの中にいるみたいで落ち着けそう。

定員5名の「山滴る(やましたたる)」は、まるで親戚のおうちに遊びに来たかのような和室。お布団を敷いてもらえます。
2駅先の東山駅近くの「音の花温泉」に遠征するのもおすすめ! 私も行ったことがあるのですが、めちゃくちゃ湯質のいい温泉です。山の中なのに(なぜか)海の幸を、お手ごろに楽しめます。

こんなすてきな宿を開いたのは、40代の仲良し姉妹。ふたりは学生時代、初めての海外旅行でタイを訪れ、ゲストハウスで現地の方と交流したことがとても楽しかったそうで、バックパッカーに。以来、ふたりして「いつかゲストハウスをやりたいね」と言い続けていたのだそう。
「そろそろ準備を始めなきゃと思っていたときに、この物件に出合ったんです」と姉の奈緒さん。
生駒市が取り組んでいる、貸したい人と借りたい人の想いをつなぐ「恋文不動産」という空き家マッチングプロジェクトを通じて、旧街道沿いに佇む築80年越えのこちらの物件を内覧し、惚れ込んだふたり。その後、まったくの未経験ながらプレゼン競争を勝ち抜き、みごと成約第一号に!
「以前から、すてきだなぁと思うお店があったら設計した人を調べていたんです。すると、どこも奥田達郎さんがしてはって、思い切ってご連絡したらお引き受けいただけたんです」と、大阪で暮らす妹の美緒さん。施工は古民家再生を手がけるご近所の宮村建築工房さんに、ロゴはokuru designさんに……とあれよあれよと話がまとまったというから、タイミングってあるんだなぁ!としみじみ思いました。

写真提供:natomi宿
ゲストハウスはおろか、飲食店で働いたこともなかったふたり。物件に出合ってから脱サラし、1年弱の修行と準備を経て念願のゲストハウスをオープンさせます。とはいえ、構想(妄想?)は20年以上。だからなのか、ふたりが願っていた通り、宿のゲストと地元の方の交流が生まれるあたたかな空間は、ずっとここにこうして存在していたかのような居心地のよさ。
東京から友だちが遊びに来るときにでも、私もこちらに泊まりたいと思っています!
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