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大人のおしゃれ手帖 3月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2026年3月号

2026年2月6日(金)発売
特別価格:1730円(税込)  
表紙の人:永作博美さん

2026年3月号

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【更年期×東洋医学で解決!】かゆみ、ごわつき、炎症⋯⋯春の「肌のゆらぎ」は外側✕内側の両面ケア

乾燥やごわつきが気になる人は、「肺の潤い」を補う外側✕内側ケア

皮膚を乾燥などから守るバリア機能は、「気(き=エネルギー)」と水分(体内の潤い)によって構成されています。しかし更年期になると体内の潤いが減少するため、バリア機能も低下。乾燥に弱くなり、皮膚が硬くごわついたりつっぱり感が強くなったりする傾向が現れてきます。特に春は肝の働きが強くなることで五臓の「肺」の働きが抑制されやすいのですが、肺は皮膚にもつながっているので、肺の働きが抑制されると皮膚の潤いやバリア機能が低下しやすくなるのです。

そこでこの時期の皮膚の乾燥には、肺の潤いを補うアスパラガス、小松菜、やまいも、白きくらげ、白ごま、いちご、たまご、チーズ、はちみつ、くこの実などの食材をよくとるのがおすすめ。さらに、肝の潤いを補う牡蠣、ほたて、あわび、とこぶし、ムール貝などもプラスするといいでしょう。一方、唐辛子、山椒、しょうが、にんにくなどは体表面の水分を発散させる性質があるので、乾燥やつっぱり感が気になるときは控えめに。

ごわつきの原因は、角質層が乾燥して硬くなっているため。このごわつきを汚れと勘違いして洗浄力の強い洗顔料で洗おうとしたり、ピーリングなどでこすってはがしたりするのは厳禁です。洗いすぎないように、洗顔料を使うのは夜だけにして、朝はぬるま湯洗顔のみに。ごわつきが強い場合は、洗顔後に人肌より少し温かい蒸しタオルを30秒~1分程度顔に乗せて角質をやわらかくしてからスキンケアをすると、保湿成分が角質によく浸透します。なお、肌に赤みや熱感、かゆみなどがある場合は、蒸しタオルは刺激になってしまうので控えましょう。スキンケア成分では、保湿作用があるハトムギエキスのほか、ヒアルロン酸以上の保水力を持つと言われ、角質をやわらかくするシロキクラゲエキスなどの生薬がいいでしょう。

更年期世代にとって、外側だけでなく内側からもケアすることは、肌のゆらぎ対策の心強い味方となるはず。変化を恐れずに、しなやかに春を過ごしていきたいですね。

画像素材/PIXTA

この記事を書いた人

国際中医師・国際薬膳師・東洋医学ライター

健康雑誌編集部員をへて独立し、以後、健康や美容に関する雑誌・書籍・WEBの企画・編集・執筆を数多く手掛ける。現在は主に東洋医学による予防医学や、東洋医学から見た自然と人体のつながりについて執筆活動中。

Twitter:@MomoOtsubo
Website:https://toyoigaku-shizen.com/

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