【更年期×東洋医学で解決!】意外な生活習慣が目の若返りに!?視力低下や目の乾燥を根本から防ぐ養生法とは
アンガーマネジメントや23時就寝が目の健康につながる

ではここからは、前出の肝血不足を防ぐための4つの方法について具体的な養生法をご紹介していきましょう。
①肝血の消耗を少なくする
肝血不足を防ぐために最も優先すべきなのは、肝血の消耗を極力少なくすること。肝血を多く消耗しやすい生活習慣を見直すことからはじめてみましょう。
肝血を消耗する行為には、目の酷使、激しい怒りやイライラ、夜ふかし・睡眠不足、脳の酷使などがあります。多くの現代人にとって、なにかしら当てはまる項目があるのではないでしょうか。
目の酷使を防ぐためにおすすめしたいのが、コンテンツの楽しみ方を「見る」「読む」主体から「聴く」にシフトすること。できるだけ視覚を休ませて、ラジオやポッドキャスト、オーディオブックなどを楽しむ時間を増やしてみてください。日々のニュースチェックや情報収集も、聴覚を使うようにするといいですね。また、PCやスマホなどの作業や、テレビ、読書などが1時間以上続く場合は、1分ほど目を閉じて視覚を休ませて。目が疲れを感じる前に、目を休ませることがコツです。
怒りやイライラは肝血を大量に消耗し、目の充血や乾燥にもつながります。怒りやイライラを抑える方法については、アンガーマネジメントの記事を参考にしてみてください。夜ふかし対策には23時就寝のルーティン化、脳の酷使対策にはスマホもテレビも音楽もないデジタルデトックスの時間を1日15分作ることがおすすめ。ただし、これらをすべて実践するのは大変でしょうから、できることからはじめてみてください。
なお、目が充血気味の人は、目を酷使していたりストレスでイライラしていたり、睡眠不足だったりなど、肝に熱がたまって肝血を消耗している状態かも。肝の熱を冷ます菊花茶を飲むと、肝血の消耗を抑えつつ目の充血や視力低下をやわらげる助けとなります。
②脾胃を健康にして血を作る力を高める
脾胃が弱っていると食事から血を作り出す力も低下してしまうため、どんなにいい食材をとっても血を十分に補給することができず、肝血不足に陥りやすくなります。次のような傾向が見られる場合は、脾胃が弱っていて血を作り出す力も低下している可能性が考えられます。
・食後に強烈に眠くなる
・食後におなかが張って苦しい、膨満感がある
・食欲がない、少量の食事で満腹になる
・口の中がねばつく、または常に甘い
・軟便、未消化便が多い
・排便後もスッキリしない
脾胃が弱くなる主な原因は、冷たいものや生もののとり過ぎ、過食、早食い、不規則な食事時間、ストレス、湿気の多い環境など。まずはよく噛む、腹八分目にする、規則正しい食生活を送る、飲食物は常温以上のものをとる、脂っこいものや甘いものなど胃腸に負担のかかる食べ物を食べ過ぎないといった基本的ケアができているか、今一度確認してみましょう。そのほか、手足をよく動かすことは脾胃の働きをよくする助けとなるので、座りっぱなしにならないようこまめに立ち上がって足踏みをしたり、食後に軽く散歩することなどを習慣にするといいでしょう。
この記事を書いた人
国際中医師・国際薬膳師・東洋医学ライターTSUBO
健康雑誌編集部員をへて独立し、以後、健康や美容に関する雑誌・書籍・WEBの企画・編集・執筆を数多く手掛ける。現在は主に東洋医学による予防医学や、東洋医学から見た自然と人体のつながりについて執筆活動中。
Twitter:@MomoOtsubo
Website:https://toyoigaku-shizen.com/
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