【桐島かれんさん】炭のある暮らし
寒くなると、わが家の庭に登場するのが昔ながらの「七輪」。
炭で焼くだけで、いつもの食材が特別なごちそうになります。
料理に、空間づくりに、ガーデニングに……と万能に役立つ炭を、もっと気軽に取り入れてみて。
キッチンから庭まで炭の活用法はさまざま
冬のわが家の風物詩のひとつが、七輪です。
葉山ではバーベキューやキャンプを楽しむ人が多く、スーパーでも手軽に炭が手に入ります。
冬の午後、庭先でお餅や焼き芋、干し柿を軽くあぶって、冷たい空気を感じながらあつあつをいただく時間は、小さなぜいたく。
ほんのりついたこげ目と、炭のはぜる音も、この季節ならではのごちそうです。
お肉や魚を焼くときも、七輪の炭火を使うことで格別な味わいに。
遠赤外線の効果でふっくら火が入って、同じ食材でも驚くほどおいしく仕上がるので、冬の食卓にも頼もしい存在です。
そして、炭の使い道は七輪だけにとどまりません。ピッチャーの水に備長炭を入れておけば、無数にあいた穴が不純物や塩素を吸着して、まろやかな味に。
備長炭に含まれるミネラルが溶け出すことで、口当たりもやさしくなります。
ほかにも、ご飯を炊くときに使ったり、湯船に入れたり……と暮らしのさまざまな場面で活躍します。ちなみに私は庭づくりのときでも、土壌改良のために、よく炭を活用しています。土に混ぜると、穴に微生物が棲みついて、土を元気にしてくれるんですよね。
玄関やトイレなどの小さな場所に置くなら、花や木の実をそのまま炭化させた「花炭」も役立ちます。
ほかの炭と同様に消臭や調湿効果があり、シックな見た目で空間のアクセントになります。火を囲んで過ごす時間も、暮らしを整える工夫も、どちらも心にゆとりをもたらしてくれるのが、炭の力。
昔ながらの知恵を、今の暮らしでも大切にしていきたいと思います。

「手作りもできるようなので、いつか挑戦してみたいですね」
モロッコ製の「ふいご」が活躍

「モロッコで買ってきたもので、使いやすくて革張りのデザインも素敵。
不思議と七輪の隣に置いてもなじみます。ちなみに火起こしは、得意な夫がいつも担当してくれています(笑)」
かれんさん着用:ニット¥96,800、パンツ¥141,900/ともにオユーナ(オーガスト)、エプロン¥27,500/エプロン商会、ソックス、サンダル/かれんさん私物
photograph: Hiroki Yumoto styling: Erina Kikkawa text: Hanae Kudo
大人のおしゃれ手帖2026年2月号より抜粋
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