【更年期×東洋医学で解決!】朝1分、舌を見るだけの「セルフ健診」を新年度からの健康習慣に
舌を見るチェックポイントは「色」「大きさ・厚み」「苔(こけ)」

舌診による「セルフ健診」のチェックポイントは、色、大きさ・厚み、苔(こけ)の3つ。これらは飲食などの影響で着色したりと変化しやすいので、まだなにも口に入れていない起床後すぐのタイミングで、鏡の前で舌を出してチェックしてみましょう。自然光の下でチェックすると理想的です。
①舌の色を見る
まずは舌の色を見てみましょう。舌の色からは、主に体が冷えているか熱が多いかがわかります。淡いピンク色であれば正常と考えてください。
・淡いピンクよりも白っぽい
体が冷えていて気(き=エネルギー)や血(けつ≒血液)が不足気味。食事が栄養不足、過労などで疲れがたまっているなどの理由が考えられます。お米やいも類、肉類、魚介類などをしっかりとり、早めに就寝して体力回復に努めるのがおすすめです。
・淡いピンクよりも赤みが強い
余分な熱がこもっている状態。夜ふかしや過剰な発汗などによって体内の水分が不足してるために、熱がこもっている可能性があります。イライラやほてりなどの不調も現れることが。熱を鎮めるために水分(潤い)を補給しましょう。アスパラガス、小松菜、ごま、たまごなどをよくとるといいでしょう。
②舌の大きさ・厚みを見る
舌の大きさや厚みからは、主に体内の水分量や水分代謝の状態がわかります。舌の幅は、下の歯列の内側にすっぽり収まるくらい、厚みはだいたい下の歯の高さぐらい(約10~15mm)が理想的な状態です。
・舌が下の歯を覆って隠すほど幅が広い、または舌のふちに歯のあとがついている
水分代謝が滞っていて、むくみや胃腸の不調などが現れやすい状態。甘いもの、脂っこいもの、乳製品、冷たいものを控えめにして、温かくさっぱりした食事をとるといいでしょう。水分代謝をよくする豆類がおすすめです。
・舌がやせていて小さい
水分不足か、気と血が不足気味。体を支える3大要素である気、血、水(津液=しんえき)が足りない状態なので、がんばりすぎないことが大切です。この日は仕事も家事も最小限にして体をよく休ませて。くこの実、なつめ、黒ごま、黒豆などをよくとるといいでしょう。
③舌の苔を見る
舌の苔は、厚さと色をチェックしましょう。苔の厚さは体調変化の目安となり、苔が薄いほど正常で、厚くなるほど体調が悪化している可能性があります。苔の色は白いのが正常な状態です。
・薄かった苔が厚くなってきた
体調が悪化しているサイン。体内のめぐりが停滞気味で、余分な老廃物などがたまってきている状態です。体が重だるい、おなかがすっきりしないなどの不調も現れることが。ストレス過剰の可能性が考えられるので、この日はあまり予定を入れずにリラックスして過ごしましょう。アロマやハーブティーなどで香りを楽しむ時間を過ごすと、体内のめぐりが促されます。
・厚かった苔が薄くなってきた
体調が回復しつつあるときですが、まだ無理は禁物。ウォーキングなどの軽めの運動でほどよく体を動かしつつ、深呼吸や軽い日光浴などで元気をチャージしましょう。紫外線が気になるなら、手のひら日光浴でもOK。
なお、苔がはげ落ちてツルツルになっている状態は水分不足のサインなので、この場合は無理に体を動かさずに心身を休ませて、早く寝るようにしましょう。
・舌の苔が黄色い
脂っこいもの、高カロリーなもの、激辛料理、アルコールなどが多くなって体内に余分な熱がたまっているサインです。これらの食事を控えめにして、体の余分な熱を冷ますレタス、きゅうり、トマト、豆腐などをよくとるといいでしょう。
この記事を書いた人
国際中医師・国際薬膳師・東洋医学ライターTSUBO
健康雑誌編集部員をへて独立し、以後、健康や美容に関する雑誌・書籍・WEBの企画・編集・執筆を数多く手掛ける。現在は主に東洋医学による予防医学や、東洋医学から見た自然と人体のつながりについて執筆活動中。
Twitter:@MomoOtsubo
Website:https://toyoigaku-shizen.com/
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