【更年期×東洋医学で解決!】「隠れ酸欠」の可能性も?呼吸が浅いときは胸周りのストレッチ&塩パックを
緊張やストレスによるこわばりをやわらげる、胸周りのストレッチ

東洋医学では、体じゅうを常に「気(き=エネルギー)」がめぐり続けていると考えられています。気がめぐることで血液も体じゅうをめぐることができ、水分代謝も順調に行われ、諸臓器が健やかに活動しつづけることができるのです。
しかし緊張状態やストレスが続くと、この気のめぐりが滞りやすくなります。すると、横隔膜や肋骨の間あたりで気がつかえやすくなり、胸周りの筋肉がこわばるように。呼吸が浅くなったり胸が苦しくなったり、わき腹が張るようになったりします。気のめぐりは五臓の「肝(かん)」の働きによって生まれていますが、更年期になると肝の働きが低下しやすく、緊張やストレスによる気の滞りも起こりやすくなるため、呼吸が浅くなるケースも多いのです。
さらに長期にわたって気が滞り続けると、滞った気が熱を持ちはじめ、その熱が頭部へと上昇。気のめぐりも上向きの流れが強くなるため、胸より上の肩で呼吸をするようになり、さらに呼吸が浅くなってしまいます。
こうした緊張やストレスによる呼吸の乱れや胸苦しさを感じたときは、胸周りのストレッチをするのがおすすめ。気がついたときに次のストレッチを行ってみてください。
◉わき腹の深呼吸ストレッチ
①椅子に座って両腕を上に伸ばし、左手で右の手首を軽くつかみます。
②息を吐きながらゆっくりと上体を左に倒し、右のわき腹から肋骨のあたりが心地よく伸びるのを感じながら、3回深呼吸しましょう。反対側も同様に。
◉胸開きストレッチ
①椅子に浅めに座って両足を床にしっかりつけ、両手を背中の後ろで組みます。手が届きにくい場合は、椅子の背もたれの両端をつかみます。
②鼻からゆっくり息を吸いながら、左右の肩甲骨を中央に寄せ、あわせて胸を上に向けるように軽くそらせます。
③口から細く長く息を吐きながら、組んだ手の力を一気に抜き、肩の力をストンと落としましょう。
この記事を書いた人
国際中医師・国際薬膳師・東洋医学ライターTSUBO
健康雑誌編集部員をへて独立し、以後、健康や美容に関する雑誌・書籍・WEBの企画・編集・執筆を数多く手掛ける。現在は主に東洋医学による予防医学や、東洋医学から見た自然と人体のつながりについて執筆活動中。
Twitter:@MomoOtsubo
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