瀬戸内・猫旅の決定版! 廃校をリノベした「ネコノシマホステル」で過ごす至福の時間
廃校が宿に変わった場所
今回の拠点は「ネコノシマホステル」。昭和29年に建てられた佐柳小中学校の木造校舎をリノベーションした宿です。「元・学校に泊まる」と聞くだけで、不思議とテンションが上がりませんか?
今回の滞在で私が泊まったのは、元資料室のお部屋。木造校舎ならではのやわらかい空気感と、どこか懐かしい雰囲気が◎。最新のホテルのようなピカピカの快適さはありませんが、その代わりに柔らかな空気感と窓の外に広がる穏やかな瀬戸内海が迎えてくれます。
耳を澄ますと聞こえてくるのは風と波、そしてときどき猫の声。情報量が少ないって、こんなに贅沢なんだなあと実感します。
宿でのごはんも、しっかり楽しみました!
夕食でいただいた「たこの天ぷら」が絶品。これがもう、サクッと軽くて、噛むほどに旨みがじわっと広がるおいしさです。「ああ、島に来てるなあ」としみじみ感じる一品でした(メニューは季節によって変わるそうです)。
ちなみに、朝はパン中心のメニュー。シンプルなのに満足感が高いのが不思議。静かな朝にゆっくり食べるパンと、自家焙煎のコーヒー……これはもう、ちょっとしたご褒美時間です。
そして、ランチにはカレーをいただきました。歩き回った体にしみる、しっかりスパイスの効いた一皿。ランチは宿泊者以外でも利用できるので、日帰りの方にもぜひおすすめしたいポイントです。
滞在中は、夜明け前から日暮れまで、ひたすら猫を探して撮影。
なかなかの運動量ですが、それでもやめられないんです。どこを切り取っても絵になるし、猫は自由気ままに現れるしで、気づけばシャッターを切りっぱなし。
そして夜になると…驚くほど静か。
最初は「え、無音?」と戸惑うレベルなんですが、2泊もするとこの静けさがクセになります。気づけばスマホを見る時間も減って、ただぼーっとする時間が増えていました。
まさに「スローネコノシマライフ」
何か特別なことをしているわけじゃないのに、ちゃんと満たされる不思議な感覚です。
少し古い校舎に泊まって、猫とすれ違って、海を眺めて、ゆっくりごはんを食べる。
それだけなのに、「ああ、来てよかったな」と心から思える場所でした。
ネコノシマホステルは、島の一本道に静かに佇んでいます。まるでこの島の猫のように、のんびり、マイペースに。
そんな場所で過ごす時間は、きっと忘れていた何かを思い出させてくれます。
少なくとも私は、「急がなくてもいい時間」をしっかり思い出しました。
そして今、すでにまた行きたくなっています(笑)。
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この記事を書いた人
フォトグラファー野中典子
猫と暮らし始めたことをきっかけに「成長の記録を綺麗に残したい」との思いで一眼レフを購入。写真にこだわったブログを始めたところ評判になり、少しずつライター、フォトグラファーとして仕事の依頼が来るようになりました。現在は猫の魅力をより多くの人に伝えたいとの思いで、「猫写真家さくらもえぎ」として雑誌、カレンダーへの写真の提供、写真展への参加など猫愛全開で活動中。
Instagram:@sakuramoegi
Website:https://sakuramoegi.com/
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