浅草で暮らすように泊まる。各国の観光客たちが交差するホテル「クロススイーツ東京浅草」【宿泊レポ】
久武ミキ
約1400年の歴史を誇る浅草寺、撮影スポットとしても人気の雷門、江戸時代から続く門前町の風情を残す仲見世通り。隅田川をはさんだ向こう側には東京のランドマーク・スカイツリーがどどんとそびえ、周辺には多数のグルメスポットが点在する街、浅草。世界中の観光客がこぞって訪れるこの人気観光地に、滞在するだけでまるで世界を旅しているかのような感覚に浸れる、ORIX HOTELS & RESORTSが手がける真新しいホテルがあると聞きつけて、ここ「クロススイーツ東京浅草」を訪ねました。
浅草寺や隅田川までわずか数分で出られるフットワークの良さ。一部の部屋からはスカイツリーが眺められるというベストなポジションに構える「クロススイーツ」の第一号施設となるこちらは、今年7月にオープンしたばかり。駅からも至近で、観光ガイドにも載るような人気の飲食店やみやげもの店をスムーズに巡れることから、今、世界中の観光客から注目を集めるホテルのひとつです。
今回試泊させていただいたお部屋は、7階にあるちょっと広めのスーペリアルーム。一人で宿泊するには十分すぎるスペースです。全室冷蔵庫、電子レンジ、シンク完備。お皿やカトラリーなどが備え付けられているので、お好きなお惣菜やドリンクを買い出ししてくれば、朝昼晩お部屋でのんびり過ごすことができます。また、バスルームにはバスタブも付いているため(一部シャワールームのみの部屋もあり)、仲間とわいわいお食事やお酒を楽しんだ後もすんなり「おやすみモード」へ入れるのがうれしい。
このほかにも、お部屋のタイプはさまざま。最大6名が泊まれるプレミアムスイートルームは広々した63㎡。ゆったりした贅沢空間には、リビング、ダイニング、ベッドルームが。この「暮らすように過ごせる空間」なら、浅草での女子会やちょっとしたパーティーもおすすめ。誰にも邪魔されずゆっくりおしゃべりに花を咲かせたい人たちとシェアして泊まれば、気分はまるで修学旅行です。
伝統工芸やアートを体感できる「浅草タタミルーム」。
浅草の工芸品やアートをふんだんに配した畳のある54㎡の和室。寝具は布団なので、心ゆくまで日本を感じたい人におすすめのお部屋。最大4名宿泊可能。
すみだ水族館とコラボした「東京金魚スイートルーム」。
かつて東京・江戸川区が金魚の三大産地だったことにちなみ、東京スカイツリータウン®︎内にある「すみだ水族館」とコラボした、大きな金魚のアートなどが楽しめるお部屋。最大6名宿泊可能。
一部にはランドリー付きのお部屋もありますが、設置のないお部屋でも、そこはおまかせ。1階に広々としたランドリールームが用意されているので、荷物少なめで身軽に宿泊できるのもクロススイーツ東京浅草の魅力です。
洗濯を待つ間は、ゲストたちが交流できるラウンジ「Hang Out @CROSS Suites」へ。テーブルサッカーにテレビゲーム、ボードゲーム、ミニクレーンゲームなどが設置されたこのスペースでは、定期的に海外からのゲストを集めて、折り紙やけん玉など古き良き日本文化に触れられるイベントを開催。一部のボードゲームはお部屋に持っていくことも可能なので、童心にかえりたくなったらフロントに一声かけて。
また、このスペースには宿泊客なら自由にコーヒーや抹茶ドリンクが飲めるマシンや、電気コンロ、フライパンなども揃っているので、スーパーマーケットで食材を調達してくればちょっとした調理もできます。手作りのおつまみやカットしたフルーツを振る舞いながら、ゲームをしたり、それぞれの旅の思い出を披露しあったり……新しい「つながり」が生まれる瞬間に立ち会うことができるかも。
翌朝、モーニングに用意したのは、地元で今話題のパン屋さん「マニファクチュア」で購入してきたパン・オ・サレとチーズデニッシュ。電子レンジで温めれば、じゅわっとバターが染み出して、ほかほかふんわり柔らかな食感に。ちなみにこちらのベーカリーは土日のみ13時から営業、パンがなくなり次第終了となるそうで、特に人気のクロワッサンは売り切れ必至。どうしても味わってみたい方はオープン時間に合わせた来店がおすすめです。
ちなみに、館内の至るところに浅草の街や多彩な文化、歴史、現在・未来の融合をテーマにしたウォールアートが点在。美術館気分で館内を巡ってお気に入りを見つけるのも楽しいイベントになりそうです。
東京観光の拠点にするのはもちろん、浅草で食い道楽、飲み道楽を満喫したい日に泊まるのもおすすめの「クロススイーツ東京浅草」。ぜひ、優雅な大人の休日に活用してみてはいかがですか。