カテゴリー

人気タグ

大人のおしゃれ手帖 12月号

大人のおしゃれ手帖

最新号&付録

大人のおしゃれ手帖
2024年12月号

2024年11月7日(木)発売
特別価格:1650円(税込)
表紙の人:天海祐希さん

2024年12月号

閉じる

記事公開日

最終更新日

この記事の
関連キーワード

大人のおしゃれ手帖
の記事をシェア!

簡単!おいしい!
発酵食を楽しんで毎日健康に

いろいろな発酵調味料を手作りして、栄養たっぷりの発酵食を毎日の食事に上手に取り入れているモデルのAYUMIさん。
簡単にできて、おいしいアレンジレシピを教えてもらいました。

AYUMIさんに聞きました! 発酵ライフ

Q. なぜ発酵に興味を持ったの?
A. 味噌を手作りしてから発酵食品を摂り入れるようになりました
きっかけは、10年以上前に味噌を自分で作ってみたことです。
簡単にできて、おいしく感じて、以来、味噌は手作りするように。
ほかに塩麹や醤油麹など万能に使える発酵調味料を数種類常備していて、酵素シロップを手作りすることもありますね。
体に優しい発酵食で、家族みんなの健康な体づくりを目指したいです。

Q. 発酵食のいいところは?
A. 健康的な発酵食は万能に使えて、毎日の料理が簡単に。
今回紹介する醤油麹や玉ねぎ麹、水キムチはどれも手軽に作れ、いろいろ料理にアレンジできるので、レパートリーが増えます。
ひとつあれば味が決まり、調理が楽になったり時短にもなるので、仕事や家事で忙しい方の心強い味方になってくれます。
体の調子も整えてくれるので、発酵食は暮らしに欠かせません。

Q. 発酵食を続けるコツは?
A. アレンジのバリエーショを増やして料理を楽しむ
家族のために作るときは、お肉に醤油麹を合わせてボリューム満点に仕上げたり、ひとりでさっと食事を済ませたいときは、納豆に醤油麹を混ぜるだけでも十分。
その時々でアレンジを工夫して楽しんでいます。
野菜や肉、魚などいろいろな食材と相性がよいので、ルールを決めずに自分なりのアレンジを試してみてほしいです。

家族みんなの体の調子を整えて、長期保存もできるなど暮らしを豊かにしてくれる発酵調味料。
仕込みをしてから、発酵・熟成して完成するまでの様子を観察するのも楽しみのひとつ。


調味料やベース食材を作っておけば、簡単! 毎日取り入れられる!

Recipe 1 醤油麹

味に深みが出て常備しておくと料理が楽に!

醤油よりもまろやかで、甘みとうま味のある醤油麹。
調味料として幅広く使え、食材にかけるだけでもおいしい一品に。
肉や魚、野菜など多くの食材と相性ぴったりです。

材料[作りやすい分量]
麹 (好みの量) 300g
醤油 (麹が浸るくらいの量) 500cc

作り方
1. 麹を手でほぐして清潔な容器に入れ、ひたひたになるくらい醤油を入れ混ぜ合わせる(麹が醤油を吸って足りないときはひたひたになるくらい醤油を足す)。

2. 時々混ぜながら、常温で10日ほどおく。使い始めたら冷蔵庫で保存を。

醤油麹のアレンジレシピ 1

小松菜とお揚げの醤油麹炒め

材料[作りやすい分量]
油揚げ 2枚
小松菜 1袋
醤油麹 大さじ1
油 大さじ1

【作り方】
1. 鍋に油を熱し、油揚げを軽く炒め小松菜を加えて炒める。
2. 火を止める直前に醤油麹を入れてさっと混ぜ合わせる。

醤油麹のアレンジレシピ 2

醤油麹で納豆メカブ長芋

材料[作りやすい分量]
納豆、メカブ、長芋   各適量
醤油麹 小さじ2

【作り方】
納豆、メカブ、長芋に醤油麹をかける。
長芋は刻んでもすりおろしても。


Recipe 2 玉ねぎ麹

これだけで味が決まる万能調味料

コンソメのように使えて、あると便利な玉ねぎ麹。
肉との相性がよく、漬け込んだり、ホイル焼きにするのもおすすめ。
好みでにんにくと昆布を入れると、よりコクが出ます。

材料[作りやすい分量]
玉ねぎ 500g
麹 180g
塩 60g
~好みで~
にんにく 1かけ
昆布 少々

作り方
1. 玉ねぎと(にんにく)をフードプロセッサーでペースト状にする。すりおろしても良い。

2. ボウルで麹と塩を手のひらでほぐしすり合わせる。

3. 1と2をよく混ぜ合わせて、(昆布を好みの大きさに刻み入れ)容器に入れる。
時々混ぜて、常温で10日ほどおく。使い始めたら冷蔵庫で保存。

玉ねぎ麹のアレンジレシピ 1

じゃがいも豆乳グラタン

材料[作りやすい分量]
じゃがいも 2~3個(300g)
豆乳 300cc
玉ねぎ麹 大さじ1と1/2
パルメザンチーズ 適量

【作り方】
1. 鍋に食べやすい大きさに切ったじゃがいもを入れ、ひたひたになるくらい豆乳を入れる。
2. じゃがいもに火が通ったら玉ねぎ麹を加える。
3. 耐熱の器に入れ、チーズをかけてオーブンかトースターで焼き目がつくまで焼く。

玉ねぎ麹のアレンジレシピ2

簡単! 即席ワカメスープ

材料[作りやすい分量]
ワカメ、ネギ 各適量
玉ねぎ麹 小さじ1と1/2
お湯 200cc

【作り方】
カップにワカメ、ネギと玉ねぎ麹を入れてお湯を注ぐ。


Recipe 3 水キムチ

季節の野菜で作れるキムチ

韓国でおなじみの水キムチ。
麹がなくても作れます。使う野菜や果物は季節に合わせて選んでOK。
乳酸発酵した栄養たっぷりの漬け汁は、麺のスープにしたり、そのまま飲んでも。

材料[作りやすい分量]
好みの野菜(白菜、人参、かぶ、りんご、など) 500g
米の研ぎ汁(2~4回目の研ぎ汁を使う) 1L
塩 小さじ3
はちみつ 小さじ2(砂糖でも可)
しょうが 1かけ
にんにく 好みで少々


作り方
1. 鍋に米の研ぎ汁を入れ、塩、はちみつ、しょうが、好みでにんにくを加えて火にかける。
沸騰したらアクをとり冷ます。

2. 食べやすい大きさに切った野菜を容器に入れ、冷めた1を入れる。
常温に1~2日ほどおき、汁に酸味が出てきたら冷蔵庫へ(発酵が進むほど酸味が出る)。

水キムチのアレンジレシピ

水キムチの冷麺

材料[作りやすい分量]
冷麺 適量
水キムチ 適量

【作り方】
水キムチの汁を、茹でた麺にかけて冷麺でいただく。

教えてくれたのは・・・
モデル
AYUMIさん

多数のファッション誌や広告などで活躍。
ナチュラルなライフスタイルも人気でローフードマイスターやスーパーフードマイスターの資格を持つ。


撮影/砂原 文 ヘアメイク/吉岡美幸(AYUMIさん) イラスト/荒井照未 文/佐久間千絵

大人のおしゃれ手帖2022年11月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

この記事のキーワード

記事一覧へ戻る

大人のおしゃれ手帖の記事をシェア!