不要品を賢くリサイクル・リユースする方法
大掃除の一環にも!
年末の大掃除などでいらなくなった持ち物は、捨てずにリサイクル、リユースすることで誰かの役に立ち、ごみの削減にもつながります。
手軽にできるリサイクル、リユースの方法をご紹介します。
リサイクルショップで売る
リサイクル(Recycle)とは「資源として再び使うこと」、リユース(Reuse)とは「繰り返し使うこと」を意味します。
日本では、中古品や未使用品の買い取り・販売をするお店を「リサイクルショップ」「リユースショップ」などと呼びます。
不要な持ち物をお店に買い取ってもらうことで、ごみを削減できる、収入になるなどのメリットがあります。
また、家具などを捨てると処分費用がかかることがありますが、捨てずに売ることで処分費用も節約できます。
買い取りの対象となるもの
買い取りの対象となるのは以下のようなものです。
大きなものを売りたいときや、たくさん売りたいものがあるときなど、お店に持っていくのが大変な場合は出張買い取りをしてくれるお店もあります。
●家具 ●家電 ●衣類 ●アクセサリー ●ブランド品 ●食器 ●時計 ●パソコン ●自転車 ●スポーツ用品 ●キッズ・ベビー用品 ●アウトドア用品 ●楽器 ●オーディオ ●釣具 ●ゴルフ用品 ●本 ●切手 ●カメラ ●美術品 ●骨董品 ●ゲーム機本体 ●ゲームソフト ●ホビー用品
など
スーパーのリサイクルボックスを活用する
多くのスーパーマーケットでは店頭にリサイクルボックスが設置されています。
リサイクルボックスを活用することで、ゴミを削減し、資源の有効活用につながります。
対象となるのは、食品トレイや牛乳パック、ペットボトル、アルミ缶、発泡スチロール、古紙、廃食用油などです。
食品や飲料が入っていたものは洗ってよく乾かすなど、ルールを守って持参しましょう。
企業のリサイクル活動に参加する
消費者参加型のリサイクル活動、リユース活動を行っている企業とその取り組みについてご紹介します。
ユニクロ
ユニクロは全商品をリサイクル、リユースする取り組み「RE.UNIQLO」を実施しています。
全国のユニクロ・ジーユー・プラステ店舗にRE.UNIQLO回収ボックスを設置しており、不要になったアイテムを入れることで参加できます。
回収した商品は、難民への衣料支援や、CO2削減に役立つ代替燃料への再生に使われるほか、ダウン・フェザーは最新アイテムとして生まれ変わります。
ユニクロ公式サイト:https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/sustainability/planet/clothes_recycling/re-uniqlo/
無印良品
無印良品では、一部の商品を店頭で回収し、リサイクル、リユースに取り組んでいます。
無印良品の服やタオルなどの繊維製品は、一部の衣服は洗浄や染め直しなどをして「ReMUJI(リムジ)」として販売されるほか、再生原料として利用されます。
無印良品の化粧水や乳液、「自分で詰める水のボトル」のペットボトルは、回収しリサイクルすることによりプラスチックごみを削減しています。また、不要になった保冷剤を回収して冷凍食品の持ち帰り用にリユースをしています。
無印良品公式サイト:https://www.ryohin-keikaku.jp/sustainability/activities/recycle/
(まとめ)
ゴミを減らしてリサイクル、リユースすることは、温室効果ガスの削減や限りある資源の節約など、地球環境の保全につながります。
使わなくなった持ち物は環境にやさしいリサイクル、リユースを心がけたいですね。
構成・文/大人のおしゃれ手帖編集部 画像協力/PIXTA
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
この記事のキーワード