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大人のおしゃれ手帖 1月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2025年1月号

2024年12月6日(金)発売
特別価格:1420円(税込)
表紙の人:原田知世さん

2025年1月号

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【吉田羊さんの加賀越前旅】
北陸が誇る「海の幸」を堪能

大人のおしゃれ手帖 吉田 羊さんが巡る加賀越前〜後編〜

麗しい手仕事、口福な料理好奇心が満たされる旅へ―

今年でデビュー25周年を迎えた吉田羊さん。
メモリアルイヤーにふさわしく、加賀越前エリアの6つの町を巡る雅な旅にお誘いしました。

石川県と福井県の県境に広がる加賀越前エリア。
海と山に囲まれた美食の宝庫であり、歴史ある町並みや温泉、伝統工芸も有名です。

「実は20歳ぐらいの頃、半年ほど金沢に住んでいました。この旅で再訪が叶った場所もあり、ご縁を感じます」と羊さん。

今回はじっくり来てみたかったという加賀を拠点に、福井も周遊し、自然や文化を満喫しました。 
11月6日にはカニ漁も解禁になり、食の楽しみも広がる北陸。

1年の締めくくりや新年に訪れたい、美食と名湯に憩う加賀越前の旅へご案内します。

坂井

レトロな町並みが残る港町で北陸の海の幸を味わう

福井県坂井市では、日本海に面した港町・三国へ。
北陸随一の景勝地「東尋坊」に代表される海岸線の絶景が広がり、甘エビや越前ガニなどの海の幸を求めて訪れる人も多い人気エリアです。
メインストリートの「三国湊きたまえ通り」には、北前船の寄港地として栄えたレトロな町並みが残り、歴史ある建物を改装した飲食店やショップが軒を連ねます。
羊さんも町歩きに繰り出し、買い物をしたり、新鮮な海の幸を堪能しました。
食後は海岸線をドライブして雄島へ。
東尋坊にも立ち寄って、日本海の絶景を楽しみました。

雄島

東尋坊の沖合に浮かぶクジラの形をした神の島へ

大人のおしゃれ手帖 吉田 羊さんが巡る加賀越前〜後編〜本土から朱塗りの橋で結ばれた雄島(おしま)は、古くから神の島として崇められている神秘的なスポット。

島の入り口に大鳥居があり、急な石段を上ると大湊神社が鎮座しています。
遊歩道に沿って島内を1周することも。

三国は北前船の寄港地だったことから、和洋折衷の建造物も多く点在。
写真は「みくに龍翔館」。

三本日和

福井の人気作家の器や雑貨がそろう 三国湊のセレクトショップ

福井を中心に、北陸のいいものを紹介。
人気すぎて入手困難な「えむに」のガラス作品をはじめ、九谷焼や越前焼、越前漆器など、福井の作家ものをそろえています。
オリジナルの雑貨や食品も逸品ぞろい。
三国では1日に風向きが3回変わることを「三本日和」と呼ぶそう。

【住所】福井県坂井市三国町北本町4-4-16
【電話】0776-92-0301
【営業】11時~17時
【定休】水曜

伝統工芸に基づきながら現代の暮らしに合わせた商品も多数。
写真は九谷焼絵付け師・中荒江道子さんの作品。

料理茶屋 魚志楼

風情あふれる料理茶屋で北陸の海の幸を堪能

明治初期に創業した料理茶屋。
芸妓の置屋だった建物を改装した趣きのある店内で、ガサエビやカニなど北陸ならではの魚介が味わえます。
離れでは、往時のにぎわいを伝える貴重な写真や資料も展示。

【住所】福井県坂井市三国町神明3-7-23
【電話】0776-82-0141
【営業】11時30分~14時、18時~22時
【定休】不定休

甘海老天丼茶屋御膳¥2,200。
ふわふわの出汁玉子でとじた甘エビの天丼と、甘エビの刺身が楽しめる人気メニュー。 

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