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大人のおしゃれ手帖 12月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2024年12月号

2024年11月7日(木)発売
特別価格:1650円(税込)
表紙の人:天海祐希さん

2024年12月号

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大串ノリコの開運アクション 12月5週目にやるべきこと

開運アクション

いよいよ、2023年も残りわずか。
それぞれに、いいことも悪いことも、様々なことが起こった1年だったかと思います。
新たな年を迎えるために、身についた1年の穢れや犯してしまった過ちを払い落とし、心身をリセットするためにぜひ行ってほしいのが、年越しの大祓です。

開運アップアクション
年越しの大祓

身についた穢れを
払い落とし、心身を清めて

開運アクション

年越しの大祓とは、「伊弉諾尊(いざなぎのみこと)」の禊祓が起源とされ、中世以降、日本各地の神社で年中行事のひとつとして行われているもの。
1年の半分にあたる6月に行われる「夏越の大祓」と、大晦日の「年越しの大祓」があります。
大祓では人の形に切った白紙=「形代」で体をなでて自分の身についた穢れを移し、息を吹きかけて自分の身代わりとします。
この形代を奉納すると、31日の夕方に神主さまが祝詞を唱えてお焚きあげをしてくれます。

ほか、神社によっては、「茅の輪くぐり」が行われることも。
これは茅(ちがや)という草で編まれた大きな輪を八の字にくぐって心身を清め、災厄を落として無病息災を祈願するというもの。
氏神様や近くの神社で行っていたら、ぜひ参加してみてください。

基本は自分の氏神様へ
最近では郵送受付も可能に

開運アクション

基本的には、自分の氏神様で行われる大祓へ行くことをおすすめしますが、とくにお気に入りの神社がある人は、そちらへ足を運ぶのもよいでしょう。
私の場合は、毎年地元の氏神様へ行き、式にも出席するようにしています。
最近では郵送で送ってくれた形代を、返送する形で納められる神社もあるので、気になる神社があれば問い合わせてみましょう。

東京近郊に住んでいる人であれば、明治神宮が行っている年越しの大祓もおすすめです。
明治神宮の初詣は、「日本で一番参拝客が多い」と言われるほどの人混みですが、31日はそこまで混雑はしておらず、比較的落ちついてお参りができます。
もちろん、三が日に初詣へ行くのもお正月らしい賑わいがあって楽しいものですが、31日に神社へ行き、今年1年を無事に過ごせたことのお礼を伝えておくのもよいものですよ。
なお、多くの神社では大晦日の午後15時〜夕方頃までに大祓の神事が行われるので、午前中のうちに行っておくのがよいでしょう。

※新型コロナウイルス感染状況によっては、参列者の人数制限が行われる場合もあります

正月飾りの準備は
できるだけ28日までに

開運アクション

前回は“開運のための大掃除”についてもお伝えしましたが、掃除を終えたら、お正月飾りの準備をしておきたいもの。
注連飾りや門松、鏡餅といった正月飾りは、1年の福を授けてくれる「年神様」をお迎えする準備が整ったことを表す目印でもあります。
できれば12月28日、遅くとも30日までには終わらせておきましょう。
なお、大晦日に飾るのは「一夜飾り」にあたり、神様に失礼だとされています。

現代の暮らしでは、こうした正月飾りは必須のものではありませんが、やはり古来から続いてきた伝統の力は、無視できないものだと思います。
たとえば、おせちについても「よろこぶ=昆布」「めでたい=鯛」など、単なるだじゃれじゃないの? と思うようなものもありますが、これらを楽しめるのは日本だからこそ。
何の節目もなく、日々を淡々と生きていくよりは、その時季しかできないことを取り入れることで、日常が豊かになると個人的には思っています。

新たな年に向けた準備で
心穏やかな年末年始を

開運アクション

近年は日々、予想もつかないことが起こるからこそ、いつもより丁寧に1年のリセットをし、新年に向けた準備を行うのもよいものです。
年の瀬になると、お正月に向けた買い物や大掃除…となにかと慌ただしい日が続きますが、よい運気を取り入れるためにも、年内のうちに身の回りを整えておき、心穏やかな年末を過ごしたいですね。

今年の9月にスタートしたこの連載も、無事に年末を迎えることができました。
今年は開運アクションの基本を中心にお伝えしてきましたが、来年は願いを叶えるための方法や、間取りや方位の見方など、さらにステップアップした内容も紹介する予定ですので、ぜひ来年もチェックしていただけたらうれしいです。
皆さまもぜひ、素敵な年末年始をお過ごしくださいね。


大串ノリコ

大串ノリコ(おおぐし・のりこ)

1年8か月をかけて64カ国をめぐり、文化や宗教、暮らしの全く異なる世界中の手相を見ながら旅をする武者修行を敢行。その様子を綴ったブログ『世界の地図は手の中に』が旅ブログ18,000サイト中の一位に。帰国後も占いを深く学び実績を積む。東洋の占星術と呼ばれる紫微斗数や四柱推命、干支九星気学など様々な術を組み合わせて、「その人らしい生き方」を引き出すオリジナルメソッド『来照術(イルミナフォーチュン)』で幸せな人生へ導く手法を編み出し、注目を集める。テレビ番組『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)で的確な指南が話題となり、個人の鑑定予約は4年待ち。

「GENERATIONS」の関口メンディーさんが、大串さんの指南により関口 メンディーーに改名したことでも話題!

最新書籍『未来を変えるイルミナフォーチュン手相』(マガジンハウス) 今週の開運アップアクション

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