大串ノリコの開運アクション 1月5週目にやるべきこと
2023年の干支はうさぎ。
いつもの氏神様に加えて、「うさぎ」に縁のある神社へお参りしてみてはいかがでしょうか。
開運アップアクション
「うさぎに縁のある神社へお参り」
干支にちなんだお参りで
うさぎのパワーをゲット
勇ましい寅＝虎は勇気の象徴、脱皮を繰り返す巳＝ヘビは生命や再生……と、干支にはそれぞれ異なる御利益があり、ゆかりのある場所へお参りすることで、干支の持つエネルギーを分けてもらうことができます。
多産で知られるうさぎは、子孫繁栄のシンボルとされており、優れた跳躍力から飛躍や向上も表すと言われています。
温厚な性格から、平和や家内安全にも力を発揮するそう。
日本では「古事記」に登場する「因幡の白うさぎ」でも知られているように、全国各地にうさぎ信仰があり、うさぎを祀っている神社がいくつもあります。
そうした神社が開運につながるのは、うさぎ年の人には限りません。
実は、うさぎ年の人は既にウサギのパワーを十分に受け取っているため、別の干支の人がお参りした方が得られるパワーは大きいんです。
愛らしいうさぎの像に
気持ちも和みそう
まず挙げたいのは、全国の住吉大社の総本山である、大阪の住吉大社。
211年、辛卯（かのとう）年の卯月卯日に鎮座されたことからうさぎが神使とされ、手水舎の水口もうさぎの像になっています。
さらに、第四本宮前にある「住吉神兎（すみよしうさぎ）」の石像は「なでうさぎ」とも呼ばれ、気になる場所をなでて無病息災を祈願するスポットとして人気だそう。
ほかにも、御朱印帳やお守り、おみくじにもかわいらしいうさぎがモチーフに。
いい記念になりそうですね。
滋賀県大津市にある三尾神社も、本神が太古、卯の年、卯の月、卯の日、卯の刻（朝方）、卯の方（東）より出現されたことから、うさぎが神様の使いとされ、ご神紋もうさぎを象ったものになっています。
手水舎、御神燈、絵馬、屋根瓦……と至るところにうさぎがいるので、いくつ見つけられるか探してみるのも楽しいですよ。
全国各地には「狛兎」が
出迎えてくれる神社も
なかには、狛犬ならぬ「狛兎」が置かれている神社も。
地元で「つきのみやさま」と親しまれている埼玉の調神社は「つきじんじゃ」の名前から、「月」の使いであるうさぎが置かれるようになったそう。
勝負運に強い神社としても知られているので、大事な勝負事が控えている人は祈願に行くのもよいかもしれません。
かつてはこの地域が野兎の生息地であったことから、うさぎが氏神様の神使とされる京都の東天王 岡﨑神社。
ここのうさぎの像に水を掛けてお腹をなでると、願いが叶うと言われているそう。
福岡県朝倉市の杷木神社は縁結びの神様として名高い神社ですが、ここにも狛兎の姿が。
大国主神が助けたうさぎが従者として仕えたことから、狛兎が奉納されたのだとか。
お参りに行くなら
「卯年卯月卯日」を狙って
サメに毛皮をはがされてしまったうさぎが、心優しい大国主命に助けられる……という「因幡の白うさぎ」。
このお話にまつわる神社も全国に存在しています。
鳥取の白兎神社もそのひとつ。
神話にちなんで日本の医療や動物医療の発祥の地といわれ、皮膚病ややけどに効く神社として古くから信仰されてきました。
以前パワースポットとして紹介した、三輪山をご神体とする奈良の大神神社も、大国主神にゆかりのある神社です。
絵馬には二羽のうさぎが描かれており、参集殿にはなでると運気がアップする「なでうさぎ」も。
最後にご紹介するのが、名古屋大須にある1570年創建の三輪神社。
御祭神の大物主神は大国主神と同一と言われ、ここにも神様のお使いとされる「幸せのなでうさぎ」が置かれています。
石像の長い耳は、“福を集める”とも言われているそうですよ。
なお、2023年の卯年卯月卯日は、3月10日、3月22日、4月3日。
せっかくならこの日を狙ってお参りに行くと、さらなる運気アップが期待できますよ。
大串ノリコ（おおぐし・のりこ）
1年8か月をかけて64カ国をめぐり、文化や宗教、暮らしの全く異なる世界中の手相を見ながら旅をする武者修行を敢行。その様子を綴ったブログ『世界の地図は手の中に』が旅ブログ18,000サイト中の一位に。帰国後も占いを深く学び実績を積む。東洋の占星術と呼ばれる紫微斗数や四柱推命、干支九星気学など様々な術を組み合わせて、「その人らしい生き方」を引き出すオリジナルメソッド『来照術（イルミナフォーチュン）』で幸せな人生へ導く手法を編み出し、注目を集める。テレビ番組『突然ですが占ってもいいですか？』（フジテレビ系）で的確な指南が話題となり、個人の鑑定予約は４年待ち。
「GENERATIONS」の関口メンディーさんが、大串さんの指南により関口 メンディーーに改名したことでも話題！
イラスト／くぼあやこ 画像素材／PIXTA
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