大串ノリコの開運アクション 2月3週目にやるべきこと
前回は、引っ越し先を決める際は「九星別の吉方位と凶方位を意識してほしい」というお話をしました。
それに加えて知っておいてほしいのが、風水的に避けておきたい場所。
こちらは生まれ年にかかわらず、共通で回避した方がよい場所です。
開運アップアクション
「こんな場所は避けて」
T字路の正面にある家や
エレベーター前の部屋はNG
まず避けておきたいのが、「T字路の突き当たりにある家」。
風水において、道路は気の通り道となっています。
そのため、突き当たりに家があると、強いエネルギーが正面からぶつかってくることになり、住む人の運気も下がってしまいます。
既にそこに住んでいる人は、直に気を受けないように植栽や塀を設けたり、玄関扉の位置を道路正面からずらすことで、道路からの気を緩和できます。
集合住宅の場合、エレベーターを出てすぐ正面にある部屋は避けた方がよいでしょう。
理由はT字路と同様で、流れてきた気を直接受け止めることになり、行き場がなくなったエネルギーが淀んでしまうためです。
実際にエレベーター前に住んでいる人からも、「なんとなく落ち着かない……」という声をよく聞きます。
隣の家の形状もチェック
神社跡地も避けたい
さらにチェックしてほしいのが、隣の建物の形状。
近隣の建物の角やとがった部分が、こちらの自宅に向いている状態はNGです。
最近では「パワースポット」という触れ込みで、神社の跡地に建てた住宅やマンションが売り出されているケースも目にしますが、基本的にはやめた方がいいでしょう。
神社というのは、あくまでも神様のための神域であって、そこに人間が立ち入ったり、神様とシェアしようとする行為は、開運にはつながりません。
今は普通の住宅地だけど、実はかつて境内の一部だったというケースもあるので、近くに神社がある場合は、念のため昔の地図を見て、境内に含まれていないか確認しておくとよいでしょう。
これは家を買うときだけでなく、賃貸を借りる場合も同様です。
また、古い家では、敷地内にお稲荷様が祀られていることも。
日頃から大切にお祀りしているならいいのですが、手入れが行き届いておらず、ないがしろにしていると、かえって悪いものを招いてしまうことも。
簡単に移動したり、撤去したりはできませんから、そうした土地の購入や相続については、十分に注意してください。
近隣の人や前の住民の
暮らし方も要確認を
都心部では高層マンションも増えていますが、地のエネルギーを得たいのであれば、7階までがよいでしょう。
それ以上高くなると、空中に住んでいるのと同じ状態になり、良くも悪くも風水の影響を受けにくくなります。
次に、風水的によい場所についてもお伝えしていきますね。
風水というのは、文字通り「風」と「水」が重要。
つまり、運気アップのためには風通しがよく、湿気の少ない環境がよいとされています。
正確に地相を見ていくためには、かなり細かい知識が必要になるのですが、もっとも簡単な見分け方として私がおすすめしているのが、前に住んでいた人や近隣の住民を見ること。
その土地の影響を受けた人がどんな生活をしているかを見れば、ある程度は善し悪しが分かります。
前の住民が結婚して引っ越したなら、結婚運に強い部屋と判断できますし、栄転したなら、仕事運が高まる可能性が大。
運気が上昇中の人が住んでいた部屋なら、その後に住む人も、よい気の流れに乗っていけます。
反対に、借金苦や一家離散といったトラブルを抱えた人が住んでいた場所は、よくないエネルギーを発している場合が多いです。
運気ダウンを実感しているなら
自己判断はせず人に頼るのも手
「運気と家」は深い関わりを持っているため、運気が下がっていると、そうした「風水的によくない場所」にどうしても吸い寄せられてしまいます。
いわゆる“占いの館”は、わりと薄暗い場所にありがちなのですが、迷いや悩みを抱えている人は、そういう場所に惹かれやすいから。
明るい場所だと、まぶしすぎて入りにくいんですよね。
ですから、今の自分の運気があまりよくないと感じているなら、自己判断には注意が必要。
判断ミスをしやすく、運気の悪い部屋を選んでしまう可能性が高いためです。
心配であれば、これまでお伝えしてきた注意点に気をつけつつ、さらに人に頼るのも手。
運気のよい人に同行をお願いして、一緒にチェックしてもらうことで、判断ミスを防ぐことができます。
引っ越しは大きな決断だからこそ、焦らずに落ちついて、住む家を見極めるようにしたいですね。
大串ノリコ(おおぐし・のりこ)
1年8か月をかけて64カ国をめぐり、文化や宗教、暮らしの全く異なる世界中の手相を見ながら旅をする武者修行を敢行。その様子を綴ったブログ『世界の地図は手の中に』が旅ブログ18,000サイト中の一位に。帰国後も占いを深く学び実績を積む。東洋の占星術と呼ばれる紫微斗数や四柱推命、干支九星気学など様々な術を組み合わせて、「その人らしい生き方」を引き出すオリジナルメソッド『来照術(イルミナフォーチュン)』で幸せな人生へ導く手法を編み出し、注目を集める。テレビ番組『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)で的確な指南が話題となり、個人の鑑定予約は4年待ち。
「GENERATIONS」の関口メンディーさんが、大串さんの指南により関口 メンディーーに改名したことでも話題!
イラスト/くぼあやこ 画像素材/PIXTA
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