カテゴリー

人気タグ

大人のおしゃれ手帖 10月号

大人のおしゃれ手帖

最新号&付録

大人のおしゃれ手帖
2024年10月号

2024年9月6日(金)発売
特別価格:1480円(税込)
表紙の人:吉田羊さん

2024年10月号

閉じる

記事公開日

最終更新日

この記事の
関連キーワード

大人のおしゃれ手帖
の記事をシェア!

【読者が変身】
プロの簡単アドバイスで「こなれヘルシー」に

顔色がくすんできたり、体形が変わったりして、似合う服がわからなくなったと悩むオトナ世代のご意見をよく耳にします。おしゃれはしたいけど、「がんばってる感」は出したくない。あくまでもさりげなくおしゃれに見せたいなら、目指すのは「こなれヘルシー」。
自分にとっても周りにとっても気持ちがいい「ヘルシーさ」が、悩み多きオトナ世代にフィットするおしゃれのキーワードじゃないでしょうか。
今回は、読者モデル2人の「普段着スタイル」をベースに、個人向けスタイリングで多くの女性の支持を集める植村美智子さんがアレンジ。オトナ世代が陥りがちな危険なポイントも含め、アイテムの選び方、着こなし方をアドバイスしていただきました。

挑戦するのはこの2人

佐藤由佳さん
52歳 162㎝

習い事教室のアシスタントをする佐藤さん。
仕事のときは「きちんと系」、普段はカジュアルなスタイルが多いのだそう。
「写真が苦手なので、撮影は本当に緊張しました」

安齋雅代さん(ミモザ会)
50歳 157㎝

インテリア雑誌を見て過ごす時間が楽しいと話す安齋さん。
普段着はシンプルなものが多く、アクセサリーもほとんどしないそう。
「これからは、小物のおしゃれも楽しみたい」

目次

植村さんから、オトナが注意したいアラートは2つ

  1. alert01 ニット選びのポイントは衿!
  2. alert02 「無難」を防ぐ小物使い

alert01 
Vネックは要注意⁉ 衿のデザイン別にニットを攻略

秋冬のトップスの主役、ニット。
ヘルシーにあか抜けて見せるポイントは衿元のデザインにあり。

Before

こちらのVネックニットはやや衿の開き具合が大きめ。
リブも細いタイプ。
デコルテラインの露出が多いので、オトナの私たちがヘルシーに見せるにはやや注意が必要。
*すべて読者モデル私物

After
〈UEMURA Check!〉
Vの開きは少なめリブの幅は広め

もっと今年らしくあか抜けて見えるよう、植村さんが選んだのがこちら。
まず、選ぶ際に注意したいのが衿の開き具合。
衿元の開きが少なく、リブ部分の幅の広いものを選ぶと上品にまとまる。
ほどよい肉厚さのある素材で、体のラインを拾いにくいのもポイント。
*すべて読者モデル私物

タートルはシャツを重ね着

今年よく目にするタートルネック。こちらもオトナがきれいに着こなすには、ひと工夫が必要。
オトナになると痩せている人でも首まわりがたるみがち。
折り返すタイプのタートルは、それをさらに強調してしまう危険が。
折り返さないタイプで、首まわりにゆとりがあるフィットしないタイプがおすすめ。
シャツと重ね着するとおしゃれ度もアップ。

タートルネックニット¥30,800/レキップ、ストライプシャツ¥15,180/ポンデシャロン(ポンデシャロン鎌倉店)

〈UEMURA Check!〉
おすすめはクルーネック

オトナ世代をヘルシー&おしゃれに見せるニットで、今選ぶべきなのがクルーネックタイプ。
Vネックは、衿元の開き具合を見誤ると、ハリがなくなってきたデコルテラインを目立たせてしまう危険が。クルーネックならその点もカバーでき、今旬の雰囲気を出しやすい。
ふんわりボリュームスリーブのものを選ぶと、さりげなくおしゃれに見えるそう。
*すべて読者モデル私物


alert02 
脱・無難! 小物使いでヘルシーなこなれ感をプラス

オトナのおしゃれ、とにかく無難にまとめがち。
その問題は小物で解決! 顔の印象も華やかに。

ストールをチェンジ!

Before

安齋さんが愛用しているのは、アイボリーのカシミアストール。
シンプルにくるりと1回巻くスタイルが定番。
シンプルなものが好きなので、小物も無地を選びがちなのだそう。

After

植村さんが選んだのは、落ち着いた色調のチェック柄。
着こなしのアクセントにもなり、コーディネート全体も華やいだ印象に。
ストール選びのポイントは、素材感とデザイン。なるべく上質なもので、ふんわりと薄手のものを。
アレンジしやすいのは大判タイプ。
*ストールはスタイリスト私物、ほかはすべて読者モデル私物

After
〈UEMURA Check!〉
巻き方でもイメージアップ!

「素敵に巻くためのポイントは、きちんと巻かないということ」と植村さん。
きちんと畳んで巻かず、くしゃっと束ねて巻く。
その時、ストール端が真っ直ぐにそろわないよう、少し斜めに束ねて。

めがねをチェンジ!

Before

いつもはブラックフレームのめがねを使っている安齋さん。
知的なイメージで、こちらも十分素敵だが、顔の印象を明るく、よりヘルシーに見せるなら、別のデザインにも挑戦!
*すべて読者モデル私物

After

植村さんがチョイスしたのが、ゴールドフレームのめがね。
肌なじみがよい色なので、ぬけ感が増し、上品でやさしいイメージに。
普段ノンアクセサリーで過ごすことが多いという安齋さんも、「めがねを替えるだけならチャレンジしやすいですね」とにっこり。

コーディネートをぐっとおしゃれに見せてくれるのがこの3タイプ。

写真上から:ゴールドフレーム¥4 9,500/アヤメ、オリブグリーンクリアフレーム¥47,300、ブラックフレーム¥47,300/ともにE5 アイヴァン(以上、エロチカ ルミネ新宿店)

まるでメイクしたように顔色を明るく見せてくれると、植村さんがおすすめしてくれたのが、耳元のアクセサリー。
選ぶなら、パールや小ぶりのゴールドタイプのもの。
つけるだけで着こなしをワンランクアップさせてくれる。
*どちらもスタイリスト私物

教えてくれたのは・・・
植村美智子さん

文化服装学院アパレルデザイン科卒業。アシスタント経験後1996年に独立。雑誌や広告、タレントのスタイリングなどで活動中。2010年、「Liltin' ファッションコーディネートサービス」を立ち上げ、個人向けにファッションコーディネートをアドバイスしている。 https://liltin.com/

SHOPLIST
レキップ 03-6861-7698
ポンデシャロン鎌倉店 0467-38-6552
ノヴェスタジャパン https://novesta.jp/
エロチカ ルミネ新宿店 03-3346-0577


撮影/白井裕介 スタイリング/植村美智子
ヘアメイク/Natsu 文・編集/鈴木香里

大人のおしゃれ手帖2023年2月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

この記事のキーワード

記事一覧へ戻る

大人のおしゃれ手帖の記事をシェア!