一度は訪れたい！
全国の桜の名所5選

春のお出かけといえばお花見。
一度は訪れたい、絶景を楽しめる全国のお花見スポットをご紹介します。

北海道・二十間道路桜並木

新ひだか町は、日高山脈を背に雄大な太平洋を望む自然豊かな都市。
町内にある「二十間道路（にじゅっけんどうろ）」は、直線7キロの道路の両端に約2,200本の桜が咲き誇る、北海道で人気のお花見スポットです。
｢日本の道100選｣｢日本のさくら名所100選｣｢北海道遺産｣に選ばれています。
新ひだか町は道内で比較的温暖な地域であり、雪が少ない気候から馬の生産拠点としても栄え、乗馬を楽しめる施設もあります。

例年の開花時期：5月上旬～中旬

滋賀県・海津大崎

琵琶湖の西北部に位置する滋賀県高島市の海津大崎（かいづおおさき）は、約800本のソメイヨシノが琵琶湖岸の道に咲き乱れ、「日本のさくら名所100選」にも選ばれています。
広大な自然に恵まれた高島市は、春はお花見、夏は湖水浴やキャンプ、秋は紅葉、冬はスキーをはじめとするウィンタースポーツなど、四季折々の楽しみ方ができます。

例年の開花時期：4月上旬～中旬

奈良県・吉野山

古来、桜の名所として知られる吉野山。
2004年には吉野山を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産として登録されました。
シロヤマザクラをはじめ約200種類、3万本もの桜が密集しており、山全体を桜が埋め尽くす様子は圧巻です。
山下から山上へと順に開花するため、見頃が長いのも魅力。
初夏はあじさい、秋は紅葉を楽しむことができ、神社仏閣を巡りながら四季折々の風景を堪能するのもおすすめです。

例年の開花時期：4月初旬～下旬

香川県・紫雲出山

香川県三豊市の荘内半島に位置している紫雲出山（しうでやま）。
標高352メートルの山頂からは瀬戸内海の多島美を一望でき、春は桜とともに絶景を楽しめます。
近年は米国ニューヨークタイムズ紙に掲載されたことでも注目を集めています。
また、SNSをきっかけに人気になった海水浴場「父母ヶ浜（ちちぶがはま）」など、周辺には多くの絶景スポットがあります。

例年の開花時期：3月下旬～4月上旬

熊本県・市房山

熊本・宮崎の県境に位置する標高1,722メートルの市房山（いちふさやま）。
市房ダム湖の周囲には14キロにわたり約1万本の桜が咲き誇り、「日本のさくら名所100選」にも選ばれています。
市房ダム湖の名物となっているのが、高さ80メートルの大噴水。
噴水に風がなびき、美しい虹が見られることもあります。

例年の開花時期：3月中旬～4月上旬

（まとめ）
日本には絶景スポットと呼ばれる地域がたくさんあり、桜の開花シーズンは絶景と桜のコラボレーションを楽しめるのがうれしいですね。
春ならではの景色を求めて足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

構成・文／大人のおしゃれ手帖編集部　画像協力／PIXTA
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