【大串ノリコ】開運アクション
5月15日の週にやるべきこと
よい運気を呼び込む「強運体質」を作るには、写経も効果的な方法のひとつです。
開運アップアクション
「写経」
初めて写経をするなら
ベーシックな「般若心経」を
写経は文字通り、お経を書き写すこと。
もともとは仏教の教えを広める手段として始まり、のちに仏道修行や先祖供養、祈願成就のためにも行われるようになりました。
一文字ずつ心を込めて
書くうちに「瞑想状態」に
写経の効能として挙げられるのは、まず「瞑想状態」を作りやすいこと。
一文字一文字、丁寧に書いていくうちに不要な雑念や悩みが取り払われ、気持ちが安定します。
意識を「今」に向けて、目の前の作業に没頭することで、瞑想やマインドフルネスと似たような効果を得られるんですね。
さらに、指先に意識を向けることで脳が活性化したり、集中力や問題解決能力が高まったりといった効果も期待できます。
写経のための用紙も、無地のものや罫線入りのもの、お手本の文字が薄く入っていて、なぞるだけのもの……とさまざま。
不慣れなうちは、罫線入りやなぞり書きタイプを選ぶとよいかもしれません。
一気に書き上げようとせず
「1日1文字」でもOK
中には硯や墨、毛筆など必要なものが入った本格的な写経セットもあり、私自身も使ったことがあるのですが、大切なのは道具よりも、一文字一文字を丁寧に書くこと。
もちろん毛筆で書く方が難しいため、おのずと集中力は上がりますが、わざわざ筆や墨を用意するのが面倒であれば、筆ペンやボールペン、鉛筆でもよいでしょう。
また、書く量についても、1日ですべて書き上げるのではなく、できるところまででかまいませんし、1日1文字でもOK。
文字にはそのときの心の状態も表れるため、毎日少しずつ書き進めるうちに、「今日はきれいに書けたな」「今日は字が乱れているな」など、自分の心にも気づけます。
書き上げた写経は、ぜひお寺へ奉納しましょう。
持ち込みや郵送で受け付けているお寺へ納めるのもよいし、問い合わせた上で自分の菩提寺へ納めるのもよいかと思います。
自分が集中しやすい
場所と時間帯を見つけて
今は、「写経体験」を開催しているお寺も、全国各地にあります。
なかなか家では集中できないという人は、一度参加してみるのも手。静かで整った環境の中で写経ができ、正しい作法も教えてもらえるのが利点です。
大串ノリコ(おおぐし・のりこ)
1年8か月をかけて64カ国をめぐり、文化や宗教、暮らしの全く異なる世界中の手相を見ながら旅をする武者修行を敢行。その様子を綴ったブログ『世界の地図は手の中に』が旅ブログ18,000サイト中の一位に。帰国後も占いを深く学び実績を積む。東洋の占星術と呼ばれる紫微斗数や四柱推命、干支九星気学など様々な術を組み合わせて、「その人らしい生き方」を引き出すオリジナルメソッド『来照術(イルミナフォーチュン)』で幸せな人生へ導く手法を編み出し、注目を集める。テレビ番組『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)で的確な指南が話題となり、個人の鑑定予約は4年待ち。
「GENERATIONS」の関口メンディーさんが、大串さんの指南により関口 メンディーーに改名したことでも話題!
イラスト/くぼあやこ 画像素材/PIXTA
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