【50代マネー】幸せな買い物をするために大切な“3つの価値”
お金は貯めることと同じくらい使い方が大切です。大人になってあらためてお金を使う意味や、自分もまわりも幸せになる有意義な使い方を考えてみましょう。まずは「買い物」の仕方から。日々の使い方をアップデートするには?
自分のありたい姿をイメージして、商品の価値を定める
買い物には個々の価値観が大いに反映されます。満足感が得られなかったり、無駄遣いしてしまったのでは……と感じるのは、自分の価値観と買ったものが合っていないからかもしれません。「いい買い物ができた」と納得できるものにお金を使うには、まず、自分がどうありたいか、どんなライフスタイルを望んでいるのかをイメージしましょう。それが明確になれば、モノ・コトともに選ぶ視点が明確になり、自分にとって価値のある買い物になるはずです。
より明確にしたいなら、雑誌などからイメージに近い写真などをノートやボード等に切り張りしてみて。ファッション、アクセサリー、インテリア、旅先の景色などどんなものでもOK。自分の好きなものが視覚化され、価値観を認識するのに役立ちます。
納得のいく買い物をするために見直したい「3つの価値」
01 交換価値~値段に合った価値を見極める
値段が自分にとって妥当かどうかは自分自身でしか判断できません。購入するときには、値段以外の情報や価値を見抜くことがとても大切。本当に欲しいものか、自分に似合うか、長く使えそうか……という基準が当てはまって初めて金額が見合っているか判断ができる状態になるのです。これを「交換価値」と言います。
02 使用価値~使いこなせるものを選ぶ
気に入って買ったはずなのに、いまいち使いこなせず、せっかくのいいものがお蔵入り……。そんなケースはありませんか。これは「使用価値」が低い証拠。自分の好みであり、さまざまな場面で使うイメージができるのであれば、使用価値が高いということになり、ものを買うときの大事な基準のひとつになります。買った後に満足感を得やすい価値と言えます。
03 付加価値~商品の価値が生かせる使い方をする
たとえば、気に入って買った洋服がイメージ以上に多彩なコーディネートを楽しめるアイテムだったり、さらにはまわりから「あなただから似合うのよ」などと評価されることはありませんか。これは「付加価値」と言って品そのものの魅力を、自分が使うことでさらに引き出した証拠。ただしこの価値を上げるには1~3のステップを踏み、自分のことをわかっている必要があります。
●お話を伺った方
吹田朝子さん
STコンサルティング有限会社代表取締役。一般家庭のライフプランおよび住宅ローン・保障・貯蓄運用などについて、価値観を尊重しながら豊かさへナビゲート。セミナーや個別相談も行っている。
https://sukomoney.com/
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