移動がラクな「バス旅行」へ！
快適旅にする便利グッズ＆3つの対策

3つの対策で安心・安全なバス旅行を！

乗り物酔いの対策

乗り物酔いを防ぐには酔い止め薬が有効ですが、ほかに車内では次のことも意識しましょう。

● スマートフォンを見過ぎず、読書も控える
● 空腹にも食べ過ぎにも注意する
● 会話や音楽でリラックスする

下を見続けたり、視野が狭くなったりすると乗り物酔いしやすいといわれています。スマートフォンの見過ぎや読書は避けた方が無難です。また、空腹でも満腹でも乗り物酔いを招きやすくなるため、空腹のときは軽くお腹を満たすようにして、食べ過ぎに気をつけましょう。会話や音楽でリラックスして過ごすことも乗り物酔いの予防につながります。

「エコノミークラス症候群」の対策

バス旅行では「エコノミークラス症候群（旅行者血栓症）」にも注意を。バスや車などの狭い座席に長時間座って足を動かさずにいると、血の固まり（血栓）ができやすくなります。この血栓が血管の中を流れ、肺に詰まって肺塞栓などを誘発することがあります。予防のために以下を心がけましょう。

● 着席中にかかとの上げ下ろしをしたり、ふくらはぎを軽くもんだりする
● ときどきストレッチや軽い体操をする
● 適度に水分をとる
● アルコールを飲み過ぎない
● ゆったりとした服装をする

防犯対策

車内で長時間過ごすバス旅行では盗難や痴漢にも気をつけたいもの。次のような対策法があります。

● 貴重品は常に身に付ける
● 肌の露出を避ける
● 女性専用バス・女性専用席を選ぶのもあり

盗難を防ぐために、貴重品はウォレットバッグなどに入れて常に身につけましょう。痴漢対策には肌の露出が多い服装を避けること。女性専用バスや、バス車内の一部を女性専用エリアとして区切った女性専用席を利用する方法もあります。

（まとめ）
近年はさまざまなバスツアーに加え、アメニティを提供するバスや、女性が安心できるサービスを提供するバスなどもあり、バス旅行の魅力が増しています。目的に合わせてバス会社を選び、自分でできる工夫もすることで快適な旅を楽しみましょう。

構成・文／大人のおしゃれ手帖編集部　画像協力／PIXTA
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