更年期に多い“頭痛”とは?
種類と対処法も解説
市販薬の選び方
片頭痛や緊張型頭痛があるときに市販の鎮痛薬を使用する人もいると思います。市販の鎮痛薬の有効成分には「NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)」と呼ばれるものと、そうでないものがあります。NSAIDsは痛みをすばやく抑えますが、副作用として胃粘膜などの機能に影響を与えたり、ぜんそくを引き起こしたりすることがあります。ほかの成分として、胃粘膜保護成分やカフェインなどを含むものも。購入するときは製品の説明をよく読み、症状や体質に合ったものを選びましょう。また、市販の鎮痛薬の使い過ぎは薬物乱用頭痛を引き起こすことがあるので注意しましょう。
〈鎮痛薬の有効成分〉
NSAIDsではないもの
アセトアミノフェン
NSAIDs
イブプロフェン
アスピリン(アセチルサリチル酸)
ロキソプロフェン
など
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この記事の監修者
たいや内科クリニック 院長加藤大也
1997年、藤田保健衛生大学(現・藤田医科大学)卒業後、同大学院医学研究科内分泌・代謝内科学修了。2003年4月から同大学医学部内分泌・代謝内科助手を務める。2010年5月、JA愛知厚生連豊田厚生病院内分泌代謝科病棟部長などを経て2022年5月、たいや内科クリニックを開院。糖尿病専門医・総合内科専門医・甲状腺専門医 藤田医科大学医学部客員講師。医学博士 糖尿病、生活習慣病を中心に、日々診療に取り組む。患者さん目線で分かり易い説明がモットー。
Website:https://taiya-naika.com




