【インフルエンザ対策】予防法と治し方ガイド
季節外れのインフルエンザが流行し、そのまま冬に突入。中には短期間で2回感染するケースも見られます。
今シーズンのインフルエンザの乗り切り方を解説します。
インフルエンザの基礎知識
風邪とは別の感染症
インフルエンザとは、インフルエンザウイルスが体内に入ることで起こる感染症で、風邪とは別のものです。
インフルエンザのウイルスには複数の型があり、その年によって流行するウイルスが異なります。
通常の流行期は冬
日本では例年、12月~3月がインフルエンザの流行期です。しかし、2021年と2022年の冬は新型コロナウイルス感染症の対策が強化されたことなどにより、インフルエンザの流行が起きませんでした。
その後、新型コロナウイルス感染症の対策が緩和されたことや、多くの人のインフルエンザへの免疫が低下したことなどから、2023年は季節外れの流行が発生したと考えられています。今期は例年より早く本格的なインフルエンザの流行期が訪れる可能性があります。
感染経路は2つ
インフルエンザの感染経路は次の2つです。
●飛沫感染
感染者の咳やくしゃみなどを吸い込んだ人が感染します。
●接触感染
感染者の咳やくしゃみ、鼻水などが手から手に付着したり、ドアノブやつり革などを介して手に付着したりしたとき、その手で口や鼻、目の粘膜に触れることで感染します。
全身症状が急速に現れる
一般的に、インフルエンザと風邪の症状には次のような違いがあります。
●インフルエンザ
のどの痛みや咳、くしゃみ、鼻水などの症状に加え、38度以上の発熱や、頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身症状が急速に現れることが多いのが特徴です。軽症で回復する人もいますが、中には脳症や肺炎などを併発し重症化する人もいます。
●風邪
のどの痛みや咳、くしゃみ、鼻水などの症状が中心で、インフルエンザほど高い発熱ではないことが多く、重症化することはあまりありません。
高齢者や持病のある人は重症化リスクも
インフルエンザで重症化するリスクがあるのは、高齢者、持病のある人、妊娠中の女性、乳幼児などです。持病とは、ぜんそくなどの慢性呼吸器疾患や、慢性心疾患、糖尿病などの代謝性疾患などが該当します。
重症化リスクがある人は特にしっかりと対策をしましょう。
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