西田尚美さんが、きれいのために始めたいこと
体の内側から美しさを呼び起こす「瞑想」
今回、西田さんが体験したのは、不要な感情を洗い流し、本来の自分に意識を向ける「瞑想」。日々の習慣に取り入れることで心がクリアになり、内側からの「美」につながります。
西田尚美さん
1970年生まれ、広島県出身。モデルとして活躍後、1997年に映画初主演。近作にドラマ『くすぶり女とすん止め女』、映画『ヴィレッジ』など。映画『言えない秘密』が6月に公開予定。
教えてくれたのは・・・
篠田るみさん
スワル認定講師
インド留学でヨガ哲学とアーユルヴェーダを学んだのち、ヨガ講師に転身。世界的瞑想家・ニーマル氏より直接指導を受け、認定講師としてニーマルメソッドRを継承。
心が解放されるって、こんなに気持ちいいんですね
西田:以前、友人に誘われてニーマル先生のレッスンを受けたら、とても頭がクリアになったんです。もっと詳しく教わりたくて、今回はお願いしました。
篠田:今日、体験したのは「セルフラブ瞑想」というものです。誰もが本来持っているのに、時間に追われて忘れてしまった愛の感覚を思い出すのが目的です。
西田:今習ったように、呼吸法を行ってから瞑想に入ったほうがいいんでしょうか。
篠田:普段、いろんな雑念が頭にあるのに、急に目を閉じて瞑想しましょう、と言われても難しいですよね。まずは呼吸をすることで意識が内側に向き、リラックスした脳波になるんです。
西田:瞑想をする時間帯によっても、効果が違うんですか?
篠田:朝の瞑想は1日を元気に過ごすための「予防」。夜の瞑想は、その日の疲れを癒やす「治療」と考えるとわかりやすいと思います。毎朝続けることで、疲れづらくストレスが溜まりにくい心身が作られるので、朝がおすすめですが、ライフスタイルに合わせて選んでみてください。
西田:毎日の習慣にできたら、心身も変わりそうですね。続けるコツはありますか?
篠田:小さな目標を作って積み重ねていくことが大事。「30分座ろう」ではなくても、3〜5分、「ちょっと呼吸を落ち着かせよう」というくらいでいいんです。
西田:きちんと床に座れない状況でも、瞑想はできますか?
篠田:背骨をまっすぐにして、手のひらを上に向けるか、親指と人差し指を合わせて形を取ることができれば、あぐらがかけない状況でも大丈夫ですよ。実は食事や入浴のような日常的な行為をしながら「今、この瞬間に集中する」ことも、「マインドフルネス」と言われる、瞑想との姉妹関係になるんです。これを日常で意識することで、瞑想中の集中力も伸びますよ。
西田:ついやりがちな、何かをしながら、別の何かを同時並行でする……というのはダメなんですね。でも、いつでも隙間時間で自分をコントロールできたら、なにかが変わりそう。頑張って続けてみたいです。
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