【おしゃれの変遷】平澤まりこさん
「大人の服は質感が大事」
春先はオフ白のワントーンでほっこりと温かみを添えて
「テンハンドクラフテッドモダン」のオーバーオールに佐藤繊維とビューティディレクターの早坂香須子さんのコラボニット、「キュー」の革靴を合わせた白スタイル。
「ニットはシルクなので肌触りがよく、あたたか。繊細なプリーツ入りで、カジュアルになり過ぎません」
ストローハットの編み方を応用した「カマロアン」のバッグ。
手持ち、斜め掛け、肩掛けの3WAYで使えます。
広面積なコートはニュアンスのある織り地を選んで
左上のコーデにコートをオン。コートは「ペレック」で、革バッグと「ディオール」のスカーフは母からのおさがり。
黒スリッポンはダンスコで“きちんと見え”しつつ、快適な履き心地。
「年を重ねてスカーフを自然に首に巻けるようになりました。1枚で温かく、持ち運びもラクで便利です」
好きな色を重ね合わせた遊び心のある装い
スタイリストの轟木節子さんから譲り受けた「ゼロエイトサーカス」のサテンパンツ。
「きれいなピーコックブルーにあえてピンクのブラウスとソックスを合わせ、色を楽しむコーディネートに。美しいテーパードシルエットを生かし、ブラウスは前だけインしました」
10年前は・・・
10年前のピンク色の服。「今も明るい気持ちで絵を描きたい日は、色の力を借りています」(2014年9月号掲載)
お気に入りの小物たち
着けるほどに石と仲良くなれる天然石ジュエリー
クオーツ類は「メゾンルーバス」や「リニエ」、白い石は古代ビーズを使った「オカベ マサノリ」。「リングはインドで出合った石を使って『シュオ』の星芽生さんがデザインしてくれました」
車移動の相棒は手仕事感のある小ぶりバッグ
黒革は「ハウス.」、黒の織布は「アントネッロ テッデ」、プリミティブな斜め柄はアフリカのクバの布を仕立てた「カウンターポイント」。
「手仕事のモノが好きでこんなに集まりました」
撮影/白井裕介 文/坂口みずき
大人のおしゃれ手帖2024年5月号より抜粋
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