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大人のおしゃれ手帖 5月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2024年5月号

2024年4月6日(土)発売
特別価格:1360円(税込)
表紙の人:南果歩さん

2024年5月号

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【おしゃれの変遷】平澤まりこさん
「大人の服は質感が大事」

大人のおしゃれ手帖編集部

春先はオフ白のワントーンでほっこりと温かみを添えて

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創刊10周年を記念したアニバーサリースナップ企画!
今も昔も変わらずおしゃれで素敵な3名にご登場いただきました。
2014年の創刊当時のスナップ画像とともに、10年の軌跡を振り返り、好きなモノや着こなし方など、「変わったこと、変わらないこと」をうかがいます。

今回話を伺ったのは・・・
イラストレーター
平澤まりこさん
装画、広告のほか版画や絵本の制作など、多岐にわたる分野で活動。近著に作品集『いつかの森』(求龍堂)


大人の服は質感が大事。自分が上機嫌でいられます

平澤さんの服選びは10年前から変わらず、シンプルで着心地が良く、締め付けないものをチョイス。根底から大きく変わることはなく、今も軽やかにおしゃれを楽しんでいます。

「しいて言えば50歳を過ぎて、より素材感にこだわるようになりました。体は常にリラックスしていたいので、シルエットはストレスなく着られるもの。でも、きちんとして見える素材の服を選ぶようにしています」 

もうひとつ、年を重ねるほどに変わってきたのが、普段着と外出着の境目。

「年々、ごまかしが効かなくなってきて、適当な服で過ごしてしまうと、自分の気持ちが上がらない」と平澤さん。

「一日家での仕事で誰にも会わない日も、朝の気分を大切に、直感で“着たい!”と思う服をきれいめに着るようになりました。
忙しさに流されてしまうと“今の自分の状態”を振り返らなくなりがち。長くひとりで仕事をしてきているので、自分で自分の心のバランスをとり、モチベーションを上げるようにしています。
おしゃれは自分のご機嫌を自分で取れる大事なツール。お気に入りのモノを着ていたら、それだけで一日気持ちがいいですから」

10年前は・・・

心地のよさへのこだわりは変わらず。10年前のトップスはダニエラ・グレジス、パンツはガサ。(2014年4月号掲載)

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春先はオフ白のワントーンでほっこりと温かみを添えて

春先はオフ白のワントーンでほっこりと温かみを添えて「テンハンドクラフテッドモダン」のオーバーオールに佐藤繊維とビューティディレクターの早坂香須子さんのコラボニット、「キュー」の革靴を合わせた白スタイル。
「ニットはシルクなので肌触りがよく、あたたか。繊細なプリーツ入りで、カジュアルになり過ぎません」

ストローハットの編み方を応用した「カマロアン」のバッグ。ストローハットの編み方を応用した「カマロアン」のバッグ。
手持ち、斜め掛け、肩掛けの3WAYで使えます。

広面積なコートはニュアンスのある織り地を選んで

広面積なコートはニュアンスのある織り地を選んで左上のコーデにコートをオン。コートは「ペレック」で、革バッグと「ディオール」のスカーフは母からのおさがり。
黒スリッポンはダンスコで“きちんと見え”しつつ、快適な履き心地。
「年を重ねてスカーフを自然に首に巻けるようになりました。1枚で温かく、持ち運びもラクで便利です」

好きな色を重ね合わせた遊び心のある装い

好きな色を重ね合わせた遊び心のある装いスタイリストの轟木節子さんから譲り受けた「ゼロエイトサーカス」のサテンパンツ。
「きれいなピーコックブルーにあえてピンクのブラウスとソックスを合わせ、色を楽しむコーディネートに。美しいテーパードシルエットを生かし、ブラウスは前だけインしました」

10年前は・・・

10年前のピンク色の服。「今も明るい気持ちで絵を描きたい日は、色の力を借りています」(2014年9月号掲載)

お気に入りの小物たち

着けるほどに石と仲良くなれる天然石ジュエリー

クオーツ類は「メゾンルーバス」や「リニエ」、白い石は古代ビーズを使った「オカベ マサノリ」。「リングはインドで出合った石を使って『シュオ』の星芽生さんがデザインしてくれました」クオーツ類は「メゾンルーバス」や「リニエ」、白い石は古代ビーズを使った「オカベ マサノリ」。「リングはインドで出合った石を使って『シュオ』の星芽生さんがデザインしてくれました」

車移動の相棒は手仕事感のある小ぶりバッグ

黒革は「ハウス.」、黒の織布は「アントネッロ テッデ」、プリミティブな斜め柄はアフリカのクバの布を仕立てた「カウンターポイント」。黒革は「ハウス.」、黒の織布は「アントネッロ テッデ」、プリミティブな斜め柄はアフリカのクバの布を仕立てた「カウンターポイント」。
「手仕事のモノが好きでこんなに集まりました」


撮影/白井裕介 文/坂口みずき

大人のおしゃれ手帖2024年5月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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  • 春先はオフ白のワントーンでほっこりと温かみを添えて
  • ストローハットの編み方を応用した「カマロアン」のバッグ。
  • 広面積なコートはニュアンスのある織り地を選んで
  • 好きな色を重ね合わせた遊び心のある装い
  • クオーツ類は「メゾンルーバス」や「リニエ」、白い石は古代ビーズを使った「オカベ マサノリ」。「リングはインドで出合った石を使って『シュオ』の星芽生さんがデザインしてくれました」
  • 黒革は「ハウス.」、黒の織布は「アントネッロ テッデ」、プリミティブな斜め柄はアフリカのクバの布を仕立てた「カウンターポイント」。

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