【おしゃれの変遷】引田かおりさん
「お仕立て&お直しで自分の”好き”を詰め込んで」
自ら買って着ることで若いデザイナーを応援
ブラウスとデニムは「SP(エシュペー)」。手間のかかる“面倒くさい服が作りたい、それを支えてくれる工場とともにやっていきたい”という若手デザイナーのブランド。
「生地も仕立てもデザインも素晴らしく、ギャラリーで展示も行いました。若い才能を応援していきたいです」
繊細なギャザーがたっぷり入ったデザインながら、ボリュームが出過ぎず、後ろ姿もすっきり。
可愛らしいイラスト柄は黒のベスト&小物で引き締め
ワンピースは福田利之さんのイラスト柄で「チェック&ストライプ」と引田さんがコラボしたデザイン。「福田利之さんは20年来の仲。
昨年ギャラリーの20周年を記念し、個展も開催しました」。
「エシュペー」のベスト、「アギュー」のバック、「ファビオ ルスコーニ」の靴で黒を挿し、シャープな装いに。
手を洗いやすいように袖口にシャーリングを施し、被らなくても下から着られる優秀デザイン。
ロングスカートは自分に合った丈にお仕立て
スカートは「チェック&ストライプ」で自分に合った丈にお仕立て。
オーバーサイズの黄色のTシャツをゆるくインしてバランスを整え、「サロモン」の白革スニーカーで抜け感をプラス。「エバゴス」のかごが好アクセントに。
10年前は・・・
10年前にはいていたスカートは、ひざ下丈といえども、今と比べると少し短め。(2014年4月号掲載)
バッグは軽量かつコンパクト化が加速
「昔のような重いブランドバッグはもう持てません。今はスマホと財布が入るミニサイズにエコバッグをしのばせておけばOK」。
黒×白ギンガムは「クードル」、アニマル柄は娘さんの子供服ブランド「タピbyハップ&クラフト」。ハートの刺しゅう入りはギャラリーのオリジナル。
昔集めた“キラキラ”なハイブランドを再活用
40代の頃に使っていたカルティエやティファニーのジュエリー&時計を箪笥の肥やしにせずに再活用。
「しばらく遠ざかっていたのですが、皮膚にツヤやハリがなくなった今こそ、キラキラしたものの出番かなと(笑)」
撮影/白井裕介 文/坂口みずき
大人のおしゃれ手帖2024年5月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
- 1
- 2
この記事を書いた人
ファッション、美容、更年期対策など、50代女性の暮らしを豊かにする記事を毎日更新中!
※記事の画像・文章の無断転載はご遠慮ください
Instagram:@osharetecho
Website:https://osharetecho.com/
お問い合わせ:osharetechoofficial@takarajimasha.co.jp