夏の疲労回復に効く「はちみつレモン」の力
「はちみつレモン」で疲労回復を サポート
夏本番。蒸し暑い日が続き、早くも夏バテ気味の方も多いはず。
しかも昨年に続きマスク生活を強いられ、心身ともに疲労感が蓄積していませんか。
そんな時に見直したいのがレモンの力。
輪切りのレモンをはちみつに漬けた「はちみつレモン」は夏の定番保存食として、大人のおしゃれ手帖世代には馴染み深いもの。
昔から栄養補給として重宝されていますが、栄養学の観点からも疲労回復効果がある夏に有効な食品として立証されています。
管理栄養士の渥美まゆ美先生にお話をうかがいました。
管理栄養士、フードコーディネーター、
料理家、健康運動指導士
渥美まゆ美先生
保育園勤務、健保組合、大手料理教室の講師を経てフリーランスで活動後2016年株式会社Smilemeal設立。出版、メディア出演、レシピ開発、レストランやコンビニのメニュー開発等をすると共に、企業向け健康セミナーの講師や企業の健康経営サポートサービス、料理教室、高齢者向け介護予防教室など健康サポート事業にも携わる。
レモン×はちみつの
相乗効果が夏に効く
「疲れた体には、すっぱいものがいい」というのは昔からよく言われている話。
レモンや梅干しは夏疲れのケアに活用され、料理や飲み物に愛用されてきました。
はちみつレモンにも疲れを癒すためのさまざまなパワーが隠されていると渥美先生。
「レモンにはすっぱさの主成分であるクエン酸という有機酸が豊富に含まれています。
クエン酸には、ビタミンやミネラルの吸収を助けるキレート作用があり、この作用によって代謝が上がり、疲労の回復をサポートしてくれます 」
レモンのクエン酸の含有量は果物の中ではトップクラスで、ほかの果物と比べると、みかんの約6倍、りんごの300倍も多く含まれています。
「はちみつにレモンを漬けることで、酸味が緩和され摂取しやすくなるだけでなく、一緒に食べると、レモンのクエン酸がはちみつのビタミンB群の吸収効率を高めてくれる相乗効果も 」
細胞の錆びを
強力な抗酸化作用でケア
今の季節は、紫外線や気温により「酸化ストレス」を受けやすい時期。
活性酸素によりダメージを受けて、細胞が錆びついている状態に。酸化ストレスには抗酸化力の高い成分を摂取してケアすることが大切です。
「レモンには非常に抗酸化力の高い『エリオシトリン』別名レモンポリフェノールがたっぷり含まれています。
特に果皮部分に多く含まれていることから、皮ごと食べられるはちみつレモンは特に有効です」
さらに、レモンの香りには交感神経を刺激し、疲労感を軽減したり夏バテ気味のだるさを刺激して元気を生み出す力も期待できます。
夏の常備食として
たっぷり作り置きを
はちみつレモンの作り方は、レモンを好みの形に切ってはちみつに漬けるだけ。
「1日漬けておくのがベストですが、急いでいる時は30分でもOKです。
冷蔵庫に入れておけば1週間は持つので夏の常備食として多めに作っておくと便利です」
皮ごといただくので
無農薬・ノーワックスのレモンを
お取り寄せするのも一手
スウィーツやドリンク、料理など
使い勝手のいい「はちみつレモン」
定番のドリンクだけでなく、料理やスウィーツにもオススメ。
渥美先生のオススメを聞きました。
炭酸で割るとのど越し爽快!
もちろん焼酎などお酒と割っても美味
レモンとはちみつだけの無添加シロップ。
レモン果汁で追いレモンをしても
バニラアイスにはちみつレモンをトッピング。
濃厚な甘みと酸味の合わせが絶品
塩コショウで味付けした
ポークやチキンのソースに。
ハーブと合わせても◎
この記事を書いた人
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