【永作博美さんインタビュー】
ふとした気づきをしっかりと書き留める。
それが自分の「宝物」になる
小さな気づきを自分にとっての「宝物」にするべく、書き留める
「朗読って、背景も物体もないところで声だけで作り上げていくから、夢の中と同じで、いくらでも自由に頭の中の世界を広げられるんです。その妄想のようなひとり遊びが楽しくて。
複数の役を自分の声だけで表現するのは難しいだろうな ……と心してレコーディングに向かったけれど、思いのほか新鮮な気持ちを味わえました。朗読だけでなく、今後のお芝居にも活かせるヒントをたくさんもらった気がします」
そうした小さな気づきを自分にとっての「宝物」にするべく、永作さんが実践しているのが、書き留めること。
「一瞬、感じ取ったものを『そんなものか』と流さないほうがいいと思うんです。何でもないことでも、自分にとっては大きな衝撃になるような出会いや気づきってありますから。
そういうときはラッキーと思って、ふわっと吹いてきた風を掴むように、自分のものにするべきだと思うんです。そのためには書くのがいちばん。昔の自分が書いたものも、頻繁に読み返すわけではないけど、ときどき思い出して。そうすると、『そうだ、私はそういう人だった』と指針になったりするので。それに、書き出すことで初めて見えてくるものがあります。
心に留めておこうと思うだけではどうしても忘れてしまいます。みなさんも、心のなかにそういう宝物をたくさん持っているはずなので、大切にしてほしいですね」
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