【奈良観光体験レポ】心洗われる! 蓮の美しいお寺4選 ―エディター・あさこの奈良めぐり①―
約100鉢の蓮が並ぶ光景は極楽浄土!? 西大寺(さいだいじ)・西塔跡を彩る、色とりどりの蓮
近鉄・大和西大寺駅からほど近い、西大寺さんにツアーの皆さんが集合したのは、なんと朝7時30分。というのも、蓮は早朝に咲き、午後には閉じてしまうから。開門時間よりも早いとあって、境内は貸切状態。ツアーでは、各寺のお坊さんにご案内いただけます。お目当ての蓮が充実しているのは、愛染堂裏の西塔跡。ぷっくりとした前日の雨の雫が残る大きな葉の間から、白やピンクの蓮がやわらかに咲いていました。
ふだんは非公開の秘仏であり、重要文化財にも指定されているご本尊・愛染明王(あいぜんみょうおう)さまを祀る愛染堂(あいぜんどう)前の蓮。このほか、本堂・四王堂(しおうどう)前にも蓮鉢が。タイミングが合えば、お堂の前でも美しい蓮に出合えるかも。
西大寺をご案内いただいた、佐伯俊源さん。種智院大学でも教鞭を執られているとあって、とても博識。泥の中から花をつけながらも、その泥に染まらず清らかに咲く「游泥不染(おでいふぜん)」など蓮の6つの徳をご紹介いただきました。
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西大寺
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