オリンピックも開幕! パリの街が舞台の名作映画・ドラマ3選
オードリー・ヘプバーンがパリで踊る!
『パリの恋人』
オードリー・ヘプバーン初のミュージカル映画で、もともとバレリーナを目指していたオードリーが心から楽しそうに踊る姿が印象的な作品。
ファッション誌の編集長マギー(ケイ・トンプソン)とカメラマンのディック(フレッド・アステア)は、ニューヨークの書店でインテリ店員のジョー(オードリー・ヘプバーン)と出会います。
新たなモデルを探していたディックがジョーを推薦したことから、一行はパリへ。撮影が進むうちに、ディックとジョーは互いへの恋心に気づきますが……。
飛行機の中から見下ろすエッフェル塔に胸を高鳴らせ、オルリー空港に降り立った3人。
ディックは凱旋門からシャンゼリゼへ、マギーはサントノレへ、ジョーはセーヌ川のほとりへ向かい、「ボンジュール・パリ」と歌います。
パリでジョーは見違えるほどファッショナブルになり、ルーブル美術館ではサモトラケのニケを仰ぐ大階段で赤いドレスを優雅に着こなします。
ルーブルといえば、今ではガラスのピラミッドがランドマークとなっていますが、あれができたのは1989年のこと。『パリの恋人』では、現在とは違う50年前のパリの姿を見ることができます。
『パリの恋人』
1956年製作
Blu-ray ¥2,075/DVD ¥1,572
発売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
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構成・文
ライター中山恵子
ライター。2000年頃から映画雑誌やウェブサイトを中心にコラムやインタビュー記事を執筆。好きな作品は、ラブコメ、ラブストーリー系が多い。趣味は、お菓子作り、海水浴。