50代からはじめて人生が楽しくなること
【お金のこと】編
子どもが巣立ったら保険はやめて貯蓄や運用に回す
子どもが独立したら、保険を見直すことも必要になります。
「万一に備える死亡保障には大きな金額は必要ありません。また、50代からがん保険や外貨建ての終身保険などに加入する人もいますが、一生涯保険料を支払う“足かせ”を作ることになりかねません。それよりも、不要な保障を見直して、貯蓄や運用にまわすことを考えるべき。50代なら収入の2割は貯蓄や運用に充てたいところです」
iDeCoや新NISA、働いているならまずはiDeCoから始めよう
「インフレの時代は、金利がほぼゼロの預金や現金だけだと、保有する資産の価値が実質的に目減りしてしまいます。株式や投資信託などインフレに負けない資産で運用して増やすことを考える必要があります」。
そこで考えたいのが、iDeCoやNISAなど税制優遇措置のある制度を活用して増やすこと。
「働いて(公的年金制度に加入して)いる間は、節税効果の高いiDeCoからはじめて、余裕があればNISAも活用しましょう」
70歳までは十分働ける!「今していること」を少し深めてみて
「この先の人生を楽しく過ごすには、できるだけ長く働いて収入を得るための自己投資も大切です」。
自分ができることや得意なこと、好きなことを明確にし、「それでお金を稼ぐこと」を考えてみて、と井戸さんは助言します。
「資格取得やスキルアップも大切ですが、それ以上に人のつながりが重要です。面白そうな勉強会や集まりに参加して、新しい人たちと知り合うことはもちろん、今あるつながりも大切にしていきましょう」
撮影/木村 慎 文/寺本 彩
大人のおしゃれ手帖2024年7月号より抜粋
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